(前編)
想像以上によく動いてくれた。
特に、ウルの反応の速さは初心者とは思えない。
レッドのキャラが意外だった。
模擬の時はもっと会話が成り立たないほどの変態だったのにw
僕がPLするときはレッドみたいな感じになるので、だっちくんが僕に似ていることもとても意外だった。
クリムはちょっとエンジンかかってないようだけど、そのうちなんとかなるだろう。3人なら空気ってわけにもいかないだろうし。
遺跡入り口ぐらいで今日は終わりかな、と思っていたので、見込みより早く終わりそう。
(後編)
まあ、こんなもんかなあ、といったところ。
今回のセッションは要求することが非常に高度だったので、仕方がないかもしれない。
ARAのほうとの差別化も意識したし。失敗は早いうちに経験しておくべきだと思ったので。
キャンペーンの最後もダンジョンにする予定なので、そこでPLもPCも成長したことを実感してもらえたら感慨深い。
ただ、人質をそのまま攻撃するのは意外だった。
何か策を考えるかなーと思っていたので。
戦術的なことを言えば、ウルは初手レッドキャップAに対してスリープ。クリムはレッドにシャドウボディだったかな、とは思う。
ウルの戦闘特技が数拡大だったら一瞬で決着がついていた可能性もあったな;
まあでも、出目が事故ったからしょうがない。
こういうことはTRPGじゃあよくあることだ。
こういうことがなければTRPGである意味がない。
僕は常々、「最高に面白いセッションは、セッション崩壊のギリギリのところにある」と思っているので、悪いセッションじゃなかったと思う。
ただぶっちゃけ、ギリギリを超えて、セッション崩壊してたけどな!w
出目が事故って、PCが死にそうになったら、GMは悪役に徹するべきだと思うので、「殺す」なんて言ったりしている。
でもそのあとのGMの行動はPCの生き残らせようとして必死なのが見え見えで、後から見ると笑えるなw
ウルは追っても大丈夫だった。せっかく通路で1vs1になるように頭ひねってくれたんだから、生かす場を作るべきだった。
その後の展開は、もちろんまったく予想していなかったので、すべてアドリブ。
そのせいで情報が「聞かれてから答える」という形になってしまったのが時間がかかった原因の一つだと思う。
でもあそこはPLが初心者じゃなくても慎重になるところだから、仕方がないかな。
クリム、お色気作戦やればよかったのになぁ…。
そしてウルを信じて待つことにした後、ウルは裏切るようなことを言いつつ、みんなを助けるわけだけど…。
行動をまとめると、いい話になるんだ。
でもPLがキャラを守ることに固執してるから、問題な流れに…。
キャラじゃなくて役割優先で。
馬場理論持ち出すまでもなく、TRPGとはそういうものだ。それが前提だ。
今回のセッションでは、3人が3人とも違うタイプのプレイヤーで興味深かった。
より言いたいことを直接的に言うなら、3人が3人とも違うタイプの問題プレイヤーだった。
キャラの設定にしがみつくウル
変態設定のせいで会話が成り立たないレッド
自分で決めようとせず、人に任せてばかりのクリム
3人とも、フリセスタイルのサイトへいったら、ボコボコに叩かれるだろう。
僕が言いたいのは、3人が問題だってことではなくて、そういうサイトで問題プレイヤー認定が性急過ぎると思う、ってことだ。
ウルがいなければこのPTは進まないだろうし、レッドはPLの性格的に問題プレイヤーになるわけがないということを僕は知っているし(そして今回のセッションの最後にはむしろ問題プレイヤーを止める役目となった)、クリムはTRPGに、周りの人に慣れていないだけなんだ。
一回や二回セッションで(セッションが)失敗することになって、そのPLを避けるには早すぎるんじゃないだろうか。
正直僕だって、成功失敗がわかりやすいGMなんかでは、三回に一回はつまらないセッションをしていると思ってる。
今回のキャンペーンが終わる頃、僕の考えが正しければ、3人ともハイレベルなPLになっていると思うんだが、果たして。
後でなまこから、モンスター多すぎと怒られました。
だって! シナリオ集1でのPL3人、最初のセッションの敵が、中ボスで「ボガード×1、ゴブリン×2」、ラスボスが「レッサーオーガー×1、ゴブリン×1」なんだもの!
最後までレッサーオーガーにするかボガードにするか迷った挙句、みんな初心者だから弱めにしておこうと思った結果がこれだよ!
・・・まぁ、剣のかけらまで付けたのは余計だったが(名誉点あげたかったんだ…)
でも“紅蓮の”ジケトに因縁が出来てある意味美味しい。
元々再登場する予定だったけど、意外と早く再開しそうだな。
“白きあの方”の印象付けは失敗に終わったみたいだが。
まあ、「へっぽこーず」だって最初失敗だったしいいんじゃね!?ってことで。
次回は、楽しませるということに重点を置いたセッションをする予定。
以下、今回のシナリオ。
ここに書いてないこと=アドリブ、というわけではなく、頭の中にあって書いてないだけのことのほうが多い。
きみたちは、とある街のとある冒険者の宿で食事を取っているところだ。
冒険者の宿というのは、酒場兼宿屋で、依頼者と冒険者の仲介によって儲けているところです。
わいわいがやがやといった喧騒の中、3人は丸いテーブルを囲んで座っている。
一ヶ月ほど前から、ゴブリンたちが住み着いている
最初は村に近づかなかったので問題にしなかったが、最近になって人を襲って追いはぎのようなこともするようになった。
報酬は1500G
住み着いているのは既に「枯れた」遺跡。
数十年前に発見されて、もう探索されつくしているので、罠が残っていることはないだろう。絶対に。
ゴブリンによる被害は、村人が怪我をするようなことはまだない。
見張り:ウルフ×1(番犬)
食料庫:ゴブリン×1(つまみ食いしている)
寝室:ゴブリン×1(昼寝している)
ボス:ボガード(かけら4)、レッドキャップ×2(作業中)
鎖につながれたウルフ
見つかると吼えて仲間がくる。
まぁ、遠くから射撃で倒されるだろう。
1Rで吼えて、ゴブリンが出てきたところを、そのゴブリンも射撃で倒されるとかなったら悲しいけど、まあそれも面白いか。
ゴブリンが捕らえられて詰問された場合
「白きあのお方」の命令で動いている。
(秘密)
牢屋には、旅人が捕まっている。
寝室にある指令書
蛮族語で書いてある。
内容
(秘密)
寝室の宝箱
鍵、目標値9
罠、目標値9(感知13)
中身
魔晶石5点
酒の種
豆(秘密)
(酒の種、豆は一見役に立たないが、もしも何かのときにうまくPLが利用することになったら面白い。
能力アップの指輪とかも考えたけど、一回苦戦してから手に入ったほうが喜びは大きいだろう)
旅人
その辺を歩いていた旅人。
20歳ぐらいの男。
村人は彼が捕まっていることを知らない。
ジケト、レッドキャップにぼこられていた。
白きお方の命令で、いざというときの人質にされている。
正体
(秘密)
ジケト=ピロロ=ピロール
(“紅蓮の”ジケト)
「俺こそが蛮族四天王のひとり! “紅蓮の”ジケトだ!!」
「フフフ・・・ククク・・・アーッハッハッハァ!!」(悪人笑い三段活用)
一人称:俺、俺様
二人称:お前、人間
基本的に相手を舐めているため、目の前の敵を倒すことに集中。
相手の名前は呼ばない。
尊大で自信過剰。
台詞の語尾に、小さいカタカナをつける。
破壊することが何よりも楽しみだが、今回は「ある命令」のため慎重である。
(ちなみに、「ジケトピロロピロール」は赤の顔料の名前)
蛮族四天王
(赤)紅蓮のジケト=ピロロ=ピロール(ボガード)
(黄)**の******(???)
(緑)**の******(???)
(青)**の******(???)
(白)白きあの方
■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■ ■■■■
■■■■ 椅子 ■■■■
■■■■ ■■■■
■■■■ ■■■■
■■■■ ■■■■
■■■■ ■■■■
■■■■■■■ ■■■■■■■
■■■■■■■ ■■■ ■
■■■■■■■ ■■■ 牢屋■
■■■■■■■ ■■■ ■
■■■■■■■ ■■■■ ■■
■■■■■■■ ■■■■ ■■
■■■■■■■ ■■■■ ■■
■■■■■■■ ■■■ ■
■■■■■■■ 詰所■
■■■■■■■ ■■■ ■
■ ■■■ ■■■■■■■
■倉庫 ■■■■■■■
■ ■■■ ■■■■■■■
■■■■■■■ ■■■■■■■
見張り