飲み会だった。
というかその前に、新年度一発目のガイダンスサボってたりするんだけど!
友達が教えてくれたおかげでなんともなかった。
本当にダメ人間。
一瞬だけ死にたくなった。
本当に感謝。
一年は生きて過ごせそうだ。
ダメ人間は治らないと思うので、人にどんどん頼りたいと思う。
で、飲み会だった。
(ガチオタ君に向かって)
「俺いっとくけど、お前よりアニメとかそういうの知ってるからね。
内容は知らないけど。名前だけなら広く知ってるw」
やーめーーー
名前だけならぼくだって知ってるわ!
いやそういうことが言いたいんじゃなくて。
そこに愛はあるのか。
ファッションオタクは見てて恥ずかしい。
リアルでニコニコの話はキツイ。
必死で無関係な顔作ったわ!
「お前ニコニコで実況動画作ったら再生数二万はいくって!」
いかねえよ!
「深く」知ってなきゃいけない。
知ったかぶりはダメだ。
超人見知りでクラスで浮いてるリアル綾波レイの女の子が飲み会来てたのよ。
いっつも仏頂面で、笑ったところなんて数えるほどしか見てない。
その子と、軽度のオタク君と、ぼくとで喋ってた。
そしたらその子がいきなりテンションあがって目を輝かせた。
「うわぁ、これってオオサンショウウオくんですよね?」
目線の先には軽度のオタクの子がもってた緑色のカエルみたいな変なキャラクター。
ぼくは全然知らない。
なんだそれ。ウサビッチ的なもの?
そうして、その2人でぼくのわからない話で盛り上がる。
「こんなところでオオサンショウウオくんに会うなんて…」
きらっきらしてるの目が。
萌えたけど!
萌えたけど会話に入れねぇ!
「広く」知ってなきゃいけない。
知ったかぶりはダメだ。
ちなみにオオサンショウウオくんは「マクロスF」のキャラクター(?)らしい。
うーん。知らん。