山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

ちきりんの『ゆるく考えよう』を読んだ

ビジネス書なんて買うもんじゃないなあと思いながらブログは好きなので。

内容は、エリートOLの愚痴と願望です。

「なぜ結婚しないの?」と聞いてはならない、とかいきなり出てきますから。それ完全に作者が言われたくないからだろう!

だけど、ちきりんの考え方自体は好きです。

この本でぼくにとって重要だったのはこれだけ。

「人生は早めに諦めよう!」

まったくだ!

曰く、日本には身分がないから、自分の分相応がわからない。

「石の上にも三年」「良薬口に苦し」

努力して耐え忍ぶことが美徳とされるけど、それってどうなのよ。

凡人ががんばったってエリートにはなれないのよ。

それを、さも頑張れば自分も優秀になれると思わせて、粉骨砕身がんばらせるのは資本家の策略だ!

とまでは書いてないけど、ぼくはそう思いました。

自分にできることを探して、ナンバーワンよりオンリーワンを目指しましょうってのがこの本の主張です。

個人レベルでも、国レベルでも。

あとそれになんかこまごました余計なこと書いてあるけど、それは全部親戚のおばちゃんの話です。

混乱ラバーとか言ってっけど、それは貯蓄が十分あるエリートだから言えることじゃんね。

ぼくが言ったら洒落にならないから。おちゃらけとか言ってられないから。

あとこれがすき。

「所有という時代遅れ」

まあこれも「※ただしお金のある人に限る」気がするけど。

そんじゃーね。