この書評が正確だから、内容についてはこれ読めばおk
読み終わって思ったのは、登場してくる人たちに対する尊敬と憧れ。
50万円のセミナーに参加してまで得たい知識がある。
それだけやりたいことがあるってすごく幸せなことだ。
僕は震災のニュースを見て、人間は死ぬって知った。
就職したって、ニートだって、フリーターだって、みんな死ぬ。
生き方を決めるというのは、死に方を決めるということなのだ。
就職を選んだ人は、その人生の8割を労働に使う。
フリーターは労働の時間は短いかもしれないけど、不安をかかえながら生きる。
ニートならもっと不安。
人生をよりよく生きるってどういうことだ。
僕が思う「やりたいこと」なんて、自分の意思でねじ曲げられる程度のものだ。
この本に出てくる人たちは、優良企業に就職したのに、それでもやりたいことがあったという。
どういう心理状態なのか、想像できない。
それは「漫画家ナルナル詐欺」とは違うものだったのだろうか。
その違いは?
人生の成功とはなんだ?
1.人に迷惑をかけない
2.人を助ける
3.人に認められる
4.子どもを産む
そのまま働いてりゃ全部満たせるのに、それを超える何かがあったのか?
この本からはそれを読み解くことはできなかった。
本が悪いんじゃない。僕の経験が足りないんだ。
そして一番重要な疑問。
僕にもそこまでして「やりたい」と思えるものがあるのか?
>では、なぜ人は独立したくなるのか。その理由は二つの要因に大別できる。
>「どうしてもしたいこと」ないしは「どうしてもしたくないこと」という意識が臨界点に達してしまった場合だ。
ネガティブな理由からでも人は動くのだ。
これは僕にとって確かな朗報。
しっかし、何で動くか…ねぇ?
そういや以前読んだちきりんの「ゆるく考えよう 人生を1000倍ヤクにする思考法」。
あれは僕らには何の役にも立たないと今になって思った。
マンションのローン払い終わった独り身のおばさんは、そりゃあ楽に生きられるわw
一瞬でも騙されたことを恥ずかしく思う。
でも文章は面白いからブログは読むw