雛を拾った山奥ニート
昨日、サカキを採っている時にボスから声をかけられて見に行ってみると、鳥の巣を渡された。中には本当に生まれたばかりの雛が2羽。
サカキの枝を切ったら、そこに鳥の巣があったらしい。このままにしておいてもじきに死んでしまうだろうし、お土産に持っていけと言われた。
あとで調べたところ、巣が落ちても親鳥がそのうち助けに来るので、放置したほうが良かったらしいけど、その時は調べる手立てもないので持って帰ってきてしまった。
雛の大きさは3cmほど、巣の大きさは直径15cm弱くらいだろうか。
雛はときおり口を開けて餌をねだっている。
とりあえず畑で捕まえてきた芋虫をバラして、爪楊枝で口の中に入れると、ごくりと飲み込んだ。
手あたり次第にググったところ、種類はメジロが有力だ。
サカキのような木に巣を作っている画像が多いし、時期もぴったり。
餌は芋虫でいいらしく、あとは温度を35度ほどに保つようにと書いてあった。
湯たんぽを使って、とりあえず保温する。
そして、これが今日の写真。
今日はまだ一度も餌を食べていないらしい。水分も餌から採るようだし、大丈夫だろうか…。食べさせようにも、口を開かないので困った。スポイトなんてものも都合よく転がってたりはしない。
こんな小さな雛を育てるのは正直難しいだろうけど、拾ってしまったのだからできれば無事に巣立ちさせてあげたいが…。