山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

山奥ニート、リバハチに行く

リバ邸八王子(リバハチ)に行ってきた。

リバ邸は「現代の駆け込み寺」をキーワードにしているシェアハウス。そのなかでもリバハチは、他のリバ邸のカウンターとして生まれたという面が強い。

というのもリバ邸の中から逮捕者が出たり、自殺未遂が起こったり、家賃が払われなかったりと結構問題があったみたいなのだ。

リバ邸渋谷設立を契機にリバ邸が全国に生まれつつある。「現代の駆け込み寺」という曖昧な理念が一人歩きした結果、有名人や個人事業主の溜り場、飛び降り自殺未遂や反社会勢力の跋扈を許した。そうした混乱した状況で生まれたのがリバ邸八王子だ。リバ邸八王子は断固としてそのような存在を認めない。

— リバハチ (@livertyhachioji)    2015, 3月 29

 

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だからリバハチでは、ゲストもこれにサインさせられる。

リバ邸の中が無法地帯になったら、駆け込んできた人を守れない。

住所も原則教えないことになっている。住民が指定する場所で待ち合わせて、連れて行かれる形になっている。

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共生舎にも「誰でも受け入れるのはどうなの」って声がある。昔の共生舎の資料を見ると、こっちへ来る前に面接を設けるつもりだったようだ。

リバハチの住所教えないのも誓約書書かせるのも、それから原則ゲストを泊まらせないことも、街の居場所として必要な防衛策なんだろう。わけわからん奴がいきなり襲撃してくるかもしれないし、馬の生首送られてくるかもしんないし。うちも他人事ではなくて、山奥な分、確率は低いと思うけどそういう危険には常に晒されている。

 

本当の意味で誰でも来れて何でもしていい場所より、していい範囲がしっかり決まっているほうが自由になることもあるだろう。

僕はできるだけルールを決めずにやっていきたいと思っているけど、いつまで続けられるだろうか。

もしルールを決めなくちゃいけなくなった時も、ユーモアを入れたいな。たとえばルールじゃなくて「ニート王国憲法」にサインしてもらって「入国許可証」を発行するとか。