山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

山奥ニート、喫茶へそまがりへ行く

横浜の「喫茶へそまがり」に行きました。

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完全にただの民家です。

へそまがりは漫画喫茶なんだけど、時間料金なし。飲み物代だけでいつまででもいていい。ゲストハウスもやっていて、そのまま泊まることもできる。

中はたくさんのポップが貼ってある。ビレバンみたいな感じだと思ったら、店主さんが元ビレバン店長らしい。

入り口のあたりにお客さん同士の告知とか、あげますくださいの紙がびっしり貼ってあって、なんだか静かなライブハウスみたいな感じがした。常連らしきスーツの男性と、美大生っぽい女の子が「こんばんはー」と言葉を交わしていた。これが「文化」か。山奥では絶対にできない。

今までに行った喫茶店、いやお店の中で一番落ち着く場所だった。僕はごちゃごちゃしてるところのほうが落ち着くようだ。

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もし田舎で「文化」に触れるならどうするか?という話を店長さんとした。

たとえばうちの一部屋を図書館にする、ということは簡単にできるけど、山奥過ぎて誰もこなくて住んでいる僕たちだけが使うだろう。タイに行った時、外に出ないでゲストハウスにあった漫画をずっと読んでいたのが楽しかったから、それはそれで良さそうだけど。

駅前のシャッター商店街の一軒を借りるという手がある。実際、田辺駅周辺にはライブハウスもあるし、本屋はたくさんあるし、意外と結構文化的だ。でも商店街って火災保険が馬鹿みたいに高かったり、閉店しても二階に人が住んでいたりしてなかなか借りづらいんだよなー。

やっぱり都会と田舎のニ拠点にするのが一番文化的なのかなーと思うと、今度は移動費が高い。移動費を抑えるためには、自家用車に相乗りするか、18切符が一番安い。僕は車持っていないので、やっぱり18切符になるよなー。でも暇なんだよなぁ、座れないと地獄だ。どうせ18切符使うなら、みんなで一緒に乗るとかどうかな。暇は潰せるだろう。関東圏のニートたちを引き連れて鈍行列車で和歌山を目指すなんて面白そうじゃないか。

そんな風に妄想が膨らんで、ひとりで盛り上がった。

店長さんはもう何年かしたら田舎に移住したいと思ってるそうだ。高知だって。なんで和歌山じゃないんだよー。集まって住もうよー。和歌山にへそまがりあったら最高すぎるのに。