山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

開くか閉じるかのバランス

Yahoo!ニュースの効果で、今までとは少し違う層のお客さんが来るようになった。

今回来たのは、40代の男性で、インターネットのことは全然わからないという。

今まで来るのはインターネット大好きのオタクばっかだったから珍しい。

劇団員をやっていた人で、この辺への移住を本気で考えているらしい。

大家さんにも積極的に話を聞きに行って、車を借りて周りも回っていた。

大家さんはいたくこの人を気に入ったみたいで、かなり熱を入れて応援している。

ぼくらの怠け者のノリと違う人が来るのは、村にとっては良い事だな。

大家さんに「ここに犯罪者が来たらどうします?」って冗談交じりに聞いたら「別にええんとちゃいますか」だって。器でかいなー。本当に尊敬する。

ぼくは、今いる人の生活を(そしてぼくの生活を)壊さない人が来て欲しいと思ってしまう。でもそんなの小さいなー。

 

さっき、「いきなりなんですけど、そこに住んでいいですか?」って電話が来た。結構よくある電話だ。そういう時、ぼくはいつも「一度遊びに来られたほうがいいと思います」と返す。これは要するに、初対面は信用ならねー、一回面接してからだ、ってことなんだよな。器小さいなー。他に行き場所がない人が集まったほうが、ここ以外ないんだから色んなことに気をつかえるかもよ。でもこれからメディアに取り上げられたりしてここに来る人増えるじゃんか。そしたらどんな人来るかわかんないぞー。うーん。

どれくらい窓口を開くか閉じるかってのは、これから先ずっと付き纏ってくんだろう。