山奥ニート、山下陽光に会いに行く
さて、まるのこさんに会ったときに、山下陽光が面白いって話を聞いたので、見に行った。
山下陽光さんは元『素人の乱』メンバーで、今は長崎で服を作っている人。
ブランド名はその名も『途中でやめる』。
(山下陽光日記より)
うーん、ファッションセンスがないぼくにはヘンな服にしか見えない。
でもブログは面白い。ひとつのセンテンスに注目するところが面白い。
この記事なんか特に好きです。
行ったのは名古屋のCafe Parlwrで開かれたトークショー。
雑誌MONOQLOについて熱く語ってました。ぼくもコンビニ行くたびに立ち読みします。あとは『新しい骨董』。
こんな感じの「どう見てもただのゴミ」を売ってます。これが結構売れるから面白い。
ゴミを売ることで資本主義をバカにしてる。ちょっと真似したくなる。
そういえば前に、うちの前の川で「めっちゃ水切りできそうな石」を集めて売ろうかと思ったことがあったっけ。
トークショーの後に、話しかけようかと思ったけど、まったく足が前に出ない。
山奥に長くいたせいなのか、踏み込みが甘くなっている…。ただのニート時代のほうが勇気があった気がする。
話しかけるの諦めて帰ろうと思ったときに、山下陽光さんの方から話しかけてくれた。
「どこから来たの?」 和歌山から… 「もしかして山奥ニート!?」
という感じで、話すことが出来た。
向こうから話しかけられるとは! 完全に負け。ビール奢ってもらった。
「山奥ニートは普通のニートがやってるところが面白い」と言われて、ハッとした。
そういえば、ぼくとジョーくんとヨシくんだけの時に、「phaさんや寝太郎さんみたいに高学歴じゃなくてもニートが生きていけると証明してやろう」って話をしたんだった。
思わぬところで、山奥ニートの初期衝動を思い出した。