うちで最も食べられている料理、ペペロンチーノです。
材料(2人分)
- スパゲティ:2束
- ニンニク:1かけら
- 唐辛子:1本
- オリーブオイル:適当
- 塩:適当
スパゲティの量は、親指の第一関節と人差し指で丸を作った時の太さの束くらいがちょうどいいです。僕は昼はお腹いっぱい食べたいので多めに茹でます。住人が途中で食べたいって言うかもしれないし。
唐辛子1本はかなり辛いです。ダメな人は減らしてください。
工程1
お湯を沸かします。換気扇をつけましょう。
蓋したほうが熱効率がいいですよね。吹きこぼれるリスクができますけど。
お湯の量は多いほうがいいという説もありますが、別に関係ないという説もあるのでよくわかりません。塩も諸説あるので、僕は入れません。なんか勿体ないじゃん。
工程2
お湯にパスタを入れます。ちゃんと沸騰するまで待たないと駄目です。
鍋が小さいので、麺を半分に折りました。食感大して変わらないです。
茹で時間は6~8分です。
茹でる時、蓋をすると高確率で吹きこぼれます。中火でも余裕でこぼれる。蓋をするなら弱火にしないと駄目。蓋をちょっとズラして吹きこぼれにくくするテクニックを使ってる人を見た事があります。
電子レンジでパスタ茹でるのってアレどうなんですかね。試してみたい。もしできるなら料理革命が起こる。
あと沸騰したお湯に入れた後、火を切っても大丈夫という説もありますね。
スパゲティのベストな茹で方はまだよくわかりません。
工程3
麺を茹でてる間に、フライパンにオリーブオイルをだばっと入れます。
唐辛子とニンニクをハサミで切って、オリーブオイルに放り込みます。
まな板と包丁を使わないところが、ペペロンチーノ最大の利点です。ハムや野菜があれば、手でちぎって入れましょう。きのこやキャベツがいいです。
切り終わったら、一番弱い火にして蓋をします。
麺茹でてるので、たまにそっちをかき混ぜます。
待ってる間にハサミを洗ったり、ゴミを捨てたりします。
工程4
麺の茹であがる時間1分前になったら、鍋を火から降ろします。
フライパンに塩を入れます。目分量に不安があれば、冒険せず少な目にして後から足すほうがいいです。
鍋から茹で汁を入れます。軽く海ができるくらい入れます。ここがポイントです。
菜箸やトングで鍋のスパゲティを掬って、フライパンに移します。ザルを使うと一瞬ですが、洗い物が増えます。
火を最強にした後、フライパンをかき混ぜまくって乳化させます。茹で汁の水分とオリーブオイルが一体化。
空いた鍋は水に付けましょう。放置するとなんかパリパリになって洗うのがめんどくさいです。
工程5
強火のまま混ぜて、水気がなくなったら完成です。
皿によそったら洗い物が少ないという利点が台無しなので、フライパンから直接食べます。
洗い物は水に漬けてある鍋、菜箸、フライパン、食べるのに使ったフォークだけです。
結局のところ、オリーブオイル+ニンニク+唐辛子+塩+スパゲティ+茹で汁=ペペロンチーノ、です。
そしてこれは、人間として尊厳を保った料理の中で最も安いと思います。
失敗する要素
- 茹で時間を間違える
- 茹でる時、水が少ない&かき混ぜないせいで麺がくっつく
- 唐辛子が焦げる
うちに住んでる人はそれぞれに自分のペペロンチーノがあるようで、人によってやり方が違います。味付けにウェイパーを入れる人、オリーブオイルを超たっぷり入れる人、弱火で味を染みさせる人、色々です。
僕は乳化厨です。本来混ざらない水と油が、熱と空気によって混ざってトロトロになるのが美味しいと思ってます。
スパゲティ、いつもほしいものリストから送っていただいて本当にありがとうございます。