ひぐらしのなく頃に 崇殺し編の自分なりの推理
もちろんネタバレ(ry
正直、メタミステリやら、禁じ手やらを疑いたくなるんだけど、あえてしない。
さて。
この事件の鍵となるのは、もちろん沙都子です。
彼女が一体何を考えていたのか、そのことを推理することで全体像が見えてきます。
彼女は言うまでもなく叔父を憎く思っていた。
そこで綿流しの日、彼女はついに行動を起こします。
完全犯罪を目指して。
完全犯罪のためには確かに圭一が実行しようとした「起」を発見させないことが大切です。
しかし、もうひとつ完全犯罪になり得るがあります。
それは殺人現場に行かないこと。
彼女はトラップを作ることが得意でした。
綿流しの日、沙都子は叔父を予めどこかに仕掛けておいたトラップによって殺害するつもりだったのです。
実際は圭一が叔父を殺すのですが、現場にいかない沙都子は叔父が帰ってないことで自分の計略が見事に成功したと思いました。
そしてここから、彼女の第二の計画が始まるのです。
沙都子は「呪われた子」として忌み嫌われていました。
なので、梨花のように村長が引き取ることはしないでしょう。
また入江も引き取ることができないので、叔父が死亡した場合、孤児院へ回されてしまう可能性が高い。
そこで、戸籍上の保護者は叔父のまま、入江や梨花の援助で暮らそうと考えます。
沙都子はそのまま、叔父が生存しているふりをして生活するつもりだったのです。
しかし実際は圭一が叔父を殺した。
隠し事のできない雛見沢ですから、村人に見られていたのでしょう。
圭一の犯行はばれていました。しかし、村人全員でアリバイを作り、彼を祭りにいたことにしてしまいます。
教室で不自然だったのは沙都子に圭一が殺したと悟らせないためです。
またもや「にーにー」に迷惑をかけたとなっては沙都子が今まで耐えた意味がなくなってしまう。
圭一がバイクを隠すとき、勢いを付けて沼に投げ入れます。
おそらくこれが雛見沢の地下にあるガスを噴出させる原因になったのでしょう。
生贄は三日三晩かけて沈めなければいけないというルールから、急に沈めてはいけないということがわかります。
このガスは空気より重い火山ガスなどではなく、鬼隠し編でも触れた通りの麻薬のようなガスです。
空気より重くないので、圭一が倒れた場所には流れ込んでこず、彼だけが生き残りました。
政府は、旧日本軍が作っていたガスを今でも持っていると知れると対外関係に影響があるとして偽造。
自衛隊が遅れたのも、偽装する時間を稼ぐためでしょう。
富竹
鬼隠し編と同じ
鷹野
果たして何をして逃げたのか。
富竹の死体のそばに自転車をおいていたのは彼女なんだろう。
仮説:オヤシロさまの中で、薗崎と麻薬ガスを結びつける決定的証拠を見つけ、逃走する。災害は逃げられなくなった園崎の自爆?
入江
死体が発見されていない死亡なんて、生きているのと同じ。
大石がこのときはいなかったわけで、園崎が圧力をかけて逃がしたと考えられる。
麻薬ガスを知っているが、それに薗崎が絡んでいることを鷹野から教えられてしまったので殺されたのかもしれない。
大石
なんともいえないが、大石が普段乗っている車が行方不明になったせいで、一時的に勘違いされた?
予知能力が誰かにとって邪魔だった。
さて、これで「解」に進んでいいですか?