「とらドラ!」のアニメ見始めたら面白すぎてぶっ通しで25話8時間見てしまった!
みのりんがかわいすぎる!
あらすじ
主人公竜二は、ヒロインみのりんのことが好き。
そのみのりんの親友のツンデレ大河は竜二の友達のメガネが好き。
ひょんなことからお互いの想い人を知ってしまった竜二と大河は、お互いに協力することにする。
普通の学園ラブコメ。
もうこの時点で、主人公とツンデレがくっつくのは視聴者には丸わかりなわけです。
でもみのりんも可愛いんだ!主人公が惚れるのも頷ける。
いつも明るくて元気でキラキラしてる。
この三角関係どうなるの!?というのが見所です。
今回は前半の名シーン(9話)を紹介しよう!
仲良しグループで夏休み旅行することになった。
ツンデレは主人公竜二とみのりんをくっつけるために作戦を立てる。
その作戦というのは、みのりんがホラー嫌いなのを利用して怖がらせて、そこを竜二が助けるというものである。
その作戦は見事に成功して、みのりんは凄く怖がる。
そして更に夜ベランダで2人きりになる機会を得る。竜二にとっては千載一遇のチャンス!
「く、櫛枝(みのりん)はか、彼氏とかっているのか?」
主人公竜二が勇気を出して言った一言!
しかしみのりんはそれに対して答えない!
気まずい沈黙!
えっ、答えないってことはまさか…。もう嫌な予感しかしない!
しばらく虫の声だけが響く。
そして沈黙を破るみのりんの一言。
「さっきのわかめの霊、まだこの辺にいるかな?」
完全スルー!
「えっ」と聞き返す竜二にみのりんは更に続ける。
「高須くん(竜二)は、幽霊見たことある?」
「いや、ないけど・・・」
完全にみのりんペース。
いつもネタキャラだから、視聴者はまたふざけて電波なこと言ってるんだと思う。
「私は幽霊がいるって信じてる」
ずっと画面は竜二の表情を映している。
2人きりになってからは一度もみのりんの顔は映らない!
「でも実際に目にしたことはないし、見たことのあるっていう人の話も全然信じてない」
何が言いたいのかわからない主人公!
遠くを見るような感じで語り始めるみのりん。
「……それと同じように、私はいつか恋愛して結婚して幸せになるって信じてるけど、実際に誰かとそんな感じになったことはないんだよね。私には見えないんだ。
やっぱり幽霊はいないんだ、一生見れないんだって諦めかけてる。
だから質問の答えは『いない』
高須くんは幽霊見える人?」
彼氏いない宣言!!!
いないならいないと早く答えろよ!と言ってはならない。
そういう普通じゃない所が魅力的なんだ!
「俺は見たいのかもしれない。だから怖いDVDも見る。俺はいつか櫛枝が幽霊を見れたらいいなって思うよ。
お、お前に見て欲しがってる幽霊がどこかにいると思うから」
ちなみに怖いDVDを見たせいでうなされる所からこの話が始まる。
それを聞いてちょっと驚いたような顔をするみのりん。
「だから今日はおかしなことばっかり起きてるんだね。」
幽霊が出るという話で怖がっていたのは、それが嘘だってわかった上で怖がっていたフリをしているだけだったのだ!
竜二の気持ちに気付いた上で、あえて知らないフリ!
そしてこの遠回しな言い方!
視聴者は竜二とツンデレがくっつくってことわかっている。
神目線でこの話を見てるんだ。
でも、みのりんもそれがわかっていると知った途端、神目線から一気に引きずり下ろされる。
だから竜二と同じ立場になってしまい、共感する。
他の作品だったらありきたりなツンデレにも惹かれる。
すべてはみのりんのおかげなのだ。
とにかく面白かったです。
普段恋愛ものを見ないから、面白かったのかもしれないけど。
OPED、作画、声優、キャラ、脚本どれも高レベルの名作でした。