山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

きこりをする山奥ニート

姫路できこりの手伝いをしてきました。

ややこしい話なのでどういうことかというと、

姫路にある工場の敷地に生えてる木が邪魔になった → 和歌山で炭焼き職人をしている人の耳に入る → ちょうどいいので木をもらってこよう → 手が足りないので山奥ニートに頼む

という経緯です。

梅採りの最中だったので、僕だけ行くことに。

一日だけならまあいいかと思って気軽に受けたけど、これがしんどかったのなんのって。

和歌山の山奥から姫路まで行かなきゃならない。3tトラックに男3人ぎゅうぎゅう詰めで、夜中3時から4時間走り続ける。
姫路は暑かった。普段涼しい山奥にいるせいもあって、午前中で既に倒れかけ。シャツが絞れるほどの汗。暑すぎて鳥肌が立った。
そもそも僕は肉体労働なんてしたことがない。他の人がひとりで運べる丸太も、僕だけでは無理。トラックに積み込むために30kgくらいの丸太を頭の上まであげなきゃいけない。
木が倒れてくるのが怖い。かなり怖い。
良かったことは

山奥から町までの1時間で鹿を5頭、たぬきを1匹見た。
工場で働くひとを見るのが楽しかった。指差し確認をしたり、たばこ休憩をする大人を見るのは面白い。
炭焼き職人の人のキャラが面白かった。工場の人に「帰り道が大変なんですよ。5時間半かかります」と真っ赤な嘘をついていた。実際には3時間で着いた。
明石焼きを食べた。
日当が良かった。
そんな感じで、久しぶりに「労働」をした。働いてる間、金のことを考えて頑張った。梅採りの時は純粋に作業を楽しんでいたので大違いだ。

とてもとてもしんどかったのでもう二度といきたくない。誰か他のひと行って下さい。ついでに炭焼き見習いも募集中だそうです。