『「山奥ニート」やってます。』は僕が今まで触れてきた全てのものから影響を受けているんですが、中でも大きな存在だった本をご紹介します。
『ニートの歩き方』pha
僕はphaチルドレンなので、影響を隠せません。他の出版社から文庫で出さないかと誘われたんですが『ニートの歩き方』と同じ形式で出したかったんで断りました。よかったのか、悪かったのか。
phaさんの文章読むと、僕が書きたい事全部書いてあるので、この本書き終わるまで読まないようにしてました。ようやく解禁、noteの日記が読める。
『安心ひきこもりライフ』勝山実
じつは勝山実さんは僕よりも早く共生舎に来ているのです。ひきこもり名人であり、僕の心の師匠です。でも僕はあんな過激な事怖くて書けない…。
『独立国家のつくりかた』坂口恭平
僕がもう少しやる気に満ちた人間だったら、独立国家作ってた。でも、山奥に行くことに抵抗がなかったのはこの本を読んでいたからな気がする。坂口恭平さんはとっくに辞めてしまったみたいだけど。
『しょぼ婚のすすめ 恋人と結婚してはいけません!』矢内東紀
この本というよりは、矢内東紀さんと結婚についてトークイベントした時の話が、僕の子育て観を形成しています。まぁ実際に子供できたら変わるのかも。
『フリーターズフリー』Vol.1
「NFO」の話は僕のオリジナルではなく、生田武志さんが寄稿された「フリーター≒ニート≒ホームレス ポスト工業化日本社会の若年労働・家族・ジェンダー」で提唱されている概念です。今ではすっかりシェアハウスは当たり前になりました。
『働かないアリに意義がある』長谷川英祐
シェアハウスしてると、本当に働かないアリと働くアリがいるなって思います。でも働かないアリも必要なんですよ。本当に。
『限界集落の真実 過疎の村は消えるか?』山下祐介
「限界集落は無くなるべきか」の章はほとんどこの本の感想文と言っていいかもしれません。僕はもったいないから残ってほしいと思う。
『Spectator』44号
ヒッピーの教科書。この本に、ヒッピームーブメントはそこがベビーブームで若者の人口が単純に多かったから起こった、と書かれていてなんか悲しくなった。こういう大きな波は日本にはもう来ないのかなぁ。
あと、脱稿した後にマーク・ボイル『無銭経済宣言 お金を使わずに生きる方法』読んだら、僕と同じくサンタの話が書いてあって驚いた。しかも僕よりずっと面白い。やっぱマーク・ボイルは格好いいですよ。