小佐内さんかわいいよ小佐内さん！
ライトな感じだけど、全然甘くない
雰囲気が殺伐としてるわけでもなく、普段はほんわかだけど締めるところはキチンと締めてる
小鳩くん
一人称萌えな僕にはたまらないです。
不治の病、中二病との闘病生活を送っています。
いーちゃんやキョンはどうでもいい所で格好付けさせてしまっていたけど、小鳩くんはもう、思いっきりわかりやすく間違っています。
本格ミステリ独特の「探偵口調」が出るたびににやにやしてしまうｗ
名探偵コナンが新一に戻れないまま高校生になったらこんな感じになりそう。
小佐内さん
そんじょそこらのアニメやラノベでも小佐内さんほど細かく描写される無口キャラはいない。
「萌え」っていうより「キャラがいい」って感じ。
「なんのことって」
しばし沈黙。
フォークが皿に触れるかちりという音が妙に大きく聞こえる。切り取ったひとかけを口に運び、小佐内さんはそのままじっとしていた。
やがて（中略）小さなため息をつく。
「……なんのことでもない」
こんな感じ。
かわいいよ！
後半の意外な一面もかわいいよ
どっちもミステリにはあんまりいなかったキャラクターです。
伏線はそんなにうまくない
トリックも、まぁ、普通。既出のものではないけど、あッと驚くってほどでもないかな。
この作者、あんまりミステリは得意じゃないみたい。
それでも十分読むに耐える。手を抜いて書いてるときの赤川次郎ぐらい。
最後の話みたいなのこそが得意分野なんだろうな。
燃えるぜ。
探偵の親友役の健吾がまたいい奴で、ああいう主人公に問い詰めるシーンが好きです。
戯言のみいこさんとか。
でも彼は好感度低そうだけどな。
やっぱり描写が小佐内さん偏りだから、しょうがない。
過去のトラウマ。
キャラクターの説明。
小鳩くんと小佐内さんの関係。
シリーズものの最初としてはまったく申し分ないです。
「春季限定いちごタルト事件」の続編。
＜小市民＞シリーズ第２弾。
「このミステリーが凄い！2007」第10位（作家としては2位）
「本格ミステリベスト10 2007」第4位
■あらすじ
小佐内さんと小鳩くんの２人は依存でも恋愛でもない互恵関係。
「わたしね。･･････なんだか素敵な予感がしてるの！」
そう小佐内さんは言って、取り出したのは“小佐内スイーツセレクション・夏”
これがこの夏の運命を左右するらしい…
これ、夜中の３時からちょっと読んでみようと思って開いたら、そのまま８時までぶっ通しで読んでしまった…
３つの単独で読める短編があって、終章に向かっての伏線が散りばめられています。
しかも「一人称萌え」＋「腹黒い女の子大好き」な僕にはどんぴしゃです。
「まるで綿菓子のよう」
登場人物の顔見せ。
小佐内さんと小鳩君が出会うだけ。
ああ、僕も小佐内さんに蹴られたい！
「シャルロットだけはぼくのもの」
殺人のない日常の謎系ミステリは緊張感にかけることが多いけど小佐内さんVSぼくということでやたら張り詰めた空気が流れている（ｗ
ちなみにシャルロットってのはこんなのですか。
おいしそー
これじゃあ小鳩君の行動を仕方ない…かも。
川中島の合戦に大仰に喩えていたり、読んでる最中は緊張感はあるものの、凄くほほえましい。
笑えます。
倒述系ミステリ。
ああ、僕も小佐内さんに無邪気に微笑まれたい！
「シェイク・ハーフ」
暗号ミステリ。
小鳩くん萌えｗ
ってか僕も中学生の時みたくもっと厭味っぽくなってもいいのかな？（ｗ
小佐内さんが大人しくてかわいい。
ああ、僕も小佐内さんの笑顔を見たい！
「激辛大盛」
青春系。健吾に小鳩君が愚痴られるだけの話。
小鳩君に愚痴った理由が
「その点お前なら、大して同情もせず下手に慰めもせず、おざなりに聞き流してくれるに違いないからだよ」
って、なんか言われたことあるような…
「おいで、キャンディーをあげる」
ダイイングメッセージ。
ある意味で。
誘拐モノ。
僕はどうやらキャンディーで満足してしまったようです。
でもりんご飴ってまずいよね。
「スイート･メモリー」
前作を読んでいるならある程度真相は勘づく。
しかしここまでの話で散々ミスリードされているので騙される。
ってか、この感想もわざと間違った方向に物語を予想させようとしてたりするんですけど。
なんつー苦さ。
後味悪すぎです。
表紙がかわいいからって読んだ人、可哀想に。
ああ、僕も小佐内さんと一緒に夏季限定トロピカルパフェ食べたい！
前作は起承転結の「起」として申し分ないって思った。
今回は「承」としてこれ以上ないって引き。
結局小佐内さんは小鳩くんのことをどう思ってるんだ。
そして小佐内さんと小鳩くんは無事、小市民の座を得ることが出来るのか！（絶対無理）
「秋季限定～」が待ち遠しい！
あ、なんか小市民度チェックがあったからやってみた。
ここです。
高っ！ｗ
