山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

シン・エヴァ感想(ネタバレ)

 参加していたアニメーターのツイート

 

映画が終わって、場内が明るくなった後、僕はこう思っていた。

「この映画館で、この映画を一番よくわかったのは僕だ」

 

こんなのエヴァじゃない、とか言ってるおまえら!

あんなにわかりやすく書いてるのに、わかってないやつが多すぎる!

改めて言うのも野暮なんだけど、エヴァ庵野秀明私小説なんだよ。

エヴァはずっとオタクのためのものだ。

オタクなら、庵野秀明が関わったものを当然予習してきてるよな!

 

よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)

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庵野監督・特別寄稿】『エヴァ』の名を悪用したガイナックスと報道に強く憤る理由

diamond.jp

 

 

 

ネルフガイナックス)が悪い奴に乗っ取られていて

エヴァンゲリオンの粗悪品(グッズやゲーム)を量産してしまう。

新しくヴィレ(カラー)を立ち上げて、エヴァンゲリオンをやり直そうとするも

上手くいかなくて鬱になってしまったシンジ(庵野)。

そんなシンジ(庵野)を癒やしたのは、第三村(ジブリ。素材提供『となりのトトロ』)の人々。

(ただ、「おおきなカブ(株)」では『風立ちぬ』で声優やって、特に変わらず帰ってきたとなっているので、第三村の図書館にあった安野モヨコの本から、やっぱり庵野を癒やした最大の要因は妻なんだと思う。)

シンジが立ち治った理由が薄い、という感想があるけど、あれは劇中では短い間だったけど、現実では25年経ってるわけだからね。現実とは違う理由を創ってシンジくんを立ち直らせたほうがお話としては優秀かもしれないけど、そこで嘘をつかないのが庵野秀明の誠実さだと思う。僕らはずっとその、嘘がつけない庵野秀明が好きだったんじゃないのか。

あと、全裸や下着姿のアスカに、まったく劣情を催さなかったのって僕だけ?

なんで前はこんな中学生の体にエロさ感じてたんだろ、って思うくらいだった。

アヤナミはシンジに「名前をつけて」と頼む。(上記「おおきなカブ(株)」で安野モヨコは、庵野から新しいアニメスタジオの名前をつけてと頼まれる)

アスカもレイと同じく、コピーだったらしい。つまり誰かの創作物。つまりただのアニメキャラ。それがシンジと結ばれるのはありえない。ケンスケとアスカの2人はジャンとナディアですね。

そしていよいよ、打倒ネルフのためにヴンダーが発進する。

あそこ、めちゃくちゃ往年のガイナックス感があったよね。惑星大戦争BGMも最高。

それに対して、ヴンダーの同型機が何台も現れる。

(これは上記声明の福島ガイナックスGAINAX WEST始め、いろんなガイナックスが知らないままできていたってこと)

しかも、最後に粗悪エヴァたちは、巨大なドリルの形になる。(ガイナックス制作の『天元突破グレンラガン』。でもグレンラガン作ったスタッフはTRIGGERに移って、シン・エヴァにも多く参加してる)

おそいかかるエヴァのなりそこない。

エヴァを射出するまで耐えるんだ!」

目まぐるしい戦闘を観ながら、僕は考えてた。

これだけ、すべての配置がメタ的意味を持つなら、マリはなんなんだろう。

アスカは旧劇から一貫して、他者の象徴だ。

カヲルは幾原邦彦、および尊敬するアニメの先輩。

なら今までシンジとろくに絡んでいないマリは何を表すんだ。

13号機を壊せないアスカ。自分のATフィールドが邪魔しているという。これまでずっとATフィールドは自分を守るバリアだったのが、ATフィールドがあることによって手が出せない。

シンジを撃とうとするサクラ。シンジが動けなくなればエヴァに乗らずに済むからだと言う。何勝手に期待してんだ。LASへの決別。

はてブコメントであったコメント

庵野監督は、宮村優子と結婚していればよかったのに。

それを旧劇では「気持ち悪い」と言ったんだ。

シンジとゲンドウはマイナス宇宙で対峙する。

ここでゲンドウもまた、庵野秀明の一面だったとわかる。

オタクとしての庵野秀明

ゲンドウの目を開かせたユイと、シンジの目を開かせた第三村は同じものだ。(決してアヤナミではない。アヤナミのみによって立ち直ったのなら、アヤナミが死んだときまた沈むはずだから)

Qでのミサト始めヴィレ面々とのディスコミュニケーションを、シンジは許す。

悪意を持って捉えるのではなく、好意を持って捉え直す。

そしてゲンドウに対しても、好意を持って捉え直すシンジ。

「そうか、お父さんはお母さんを見送りたかったんだ」

こういうの大好きなんだよ僕は!

ゲンドウのシンジに対する思いは、子供がいない僕にはちょっとわからない。

庵野秀明にも子供はいないはずだ。

シンジが怖かった、というのは若い世代が怖い、とまで広げて解釈していいのかな。

シンジのヴィレ若手への不信は、庵野の若手アニメーターへの不信もあるのかもしれない。

35歳でエヴァ作った庵野秀明はもう60歳だ。老いへの恐怖はきっと次回作以降で描いてくれるだろう。

浜辺に座るシンジ。

どんどん、背景が簡略化されていく。「よろしくおねがいします」と投げられた絵コンテ。

TV版と同じになっていくのか、やっぱり庵野はいつもの庵野なのか、と思われたとき、マリが現れる。

エヴァンゲリオンはどんなシーンから始まったか。シンジが迎えを待っているところから始まる。

世界は再構成された。ループでもパラレルでもない。

「だーれだ」

シンジの目を開かせるマリ。

その格好は今までのアニメっぽい服装ではなくて、別の漫画の登場人物のよう。(キャラデザに安野モヨコ入ってたのはこのため? マリの名前は制作初期段階では「マリコ」だったらしい。また安野モヨコは古い歌をよく歌っていると『監督不行届』で描写される。また『監督不行届』では結婚以前の庵野は数週間同じ服を着ていたという。もしかしたらモヨコに何度も臭いを指摘されたことが、マリの匂いを嗅ぐ描写に繋がっているかも。)

最後は山口県宇部新川駅庵野秀明の地元で終わる。

駅なのに電車に乗らない。電車はエヴァにおいて精神世界を表している。その電車に乗らずに外に出て行く2人。

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今回の主題歌。PVは庵野監督。

これ、完全に宇多田ヒカルを妻として撮ってるでしょ。

彼女にしては宇多田ヒカルの服が気合入ってなさすぎる。駆け引きとかを超えて、安定した夫婦な関係。

 

 

これは庵野秀明から妻・安野モヨコへの、ドでかいラブレター。

エヴァ破』を観たとき、興奮したよ。

でも『シン・エヴァ』で描かれた愛に比べたら、そんなのちっぽけなものだ。

だって王子様がお姫様を助けるなんて、ただのフィクションじゃん。

庵野秀明が鬱になって、スタジオに行くことさえできなくなったと知っていた。

ガイナックスで利用され、芸大時代の友から裏切られて、作品は叩かれて。

だから『シン・エヴァ』の大半は他のスタッフに任せるか、あるいは全部ひっくり返してめちゃくちゃにするかのどちらかだと思っていた。

でも庵野秀明は、それを真正面から向き合った。

信じられない。でも庵野はやったのだ。

 

「試写会に行った知り合いが、一人も面白いって言ってないんだよね(笑)」って言ってた岡田斗司夫。それはお前にはわからないと思ったからだ。

庵野秀明はもうエヴァンゲリオンを創れないと書いた小山晃弘。それはお前が思う限界だからだ。

女キャラは聖女(レイ)と娼婦(アスカ)に分けられるとか言ったどっかの誰か。庵野はそこに25年かけて、妻(マリ)を追加したぞ。

「もう少しこうならよかった」とか言ってる奴ら。ちっさいこと言うな。男の旅立ちだ。祝ってやれよ。

インターネットのオタクたちは庵野秀明をオタクを苦しめて喜んでいると思ってる。

それって何年前のインタビューだよ。

アオイホノオ』や『監督不行届』や各種ドキュメンタリーや、他の関係者の話を見てると、どうもそんな意地の悪い人には思えない。

嘘がつけない、特撮馬鹿だ。

よくも悪くも、自分がどう見られているかを気にしない人だ。

25年かかったけど、それは必要な時間だった。

人間はここまでできるんだ。

 

 

2020年の山奥ニート

 

2020年

1月

妻の実家で酒を飲みすぎて体調を崩す

 

2月

ニート祭り」に今年も呼ばれて東京へ。レンタルなんもしない人、若新雄純さんと会う

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3月

お隣の潤さんの誕生会を開く

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ミニコミ誌「GOMI」Vol.1発刊

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4月

集落の食事会

男性1人が新たな住人に加わる。リモートによって山奥から仕事をする人

新型コロナ流行が本格化。山奥にはあまり関係なかった。

 

 

5月

『「山奥ニート」やってます。』発売。即増刷かかる。

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6月

NHKラジオ『マイあさ!』著者からの手紙

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7月

NPO総会

女性セブン「ニートになるなら東京か?山奥か?」でphaさんと対談

日本テレビ世界一受けたい授業

印税使ってみんなで温泉旅行に行く

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8月

子供連れの家族が見学に来て楽しかった

川遊び

新型コロナの影響から、見学者の受け入れ停止

朝日新聞に書評が載る

15歳の男の子が住人に加わる

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9月

女性2人が住人に加わる

中田敦彦が山奥ニートを動画で紹介

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10月

J-WAVE『JAM THE WORLD』

読売テレビ『ten.』

朝日新聞「折々のことば」

烏骨鶏が孵化する

みんなで紅葉狩りに行く

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11月

集落の祭り

ボイラーが壊れて数日水風呂。新しいのを買って18万円かかった

読売新聞『ここが僕らの生きる場所 共生舎の人々(1)〜(3)』

SUUMOジャーナル『月収2万円で「山奥ニート」歴7年。自分の価値や感情を生まれて初めて知った』

Discordサーバー「遁世主義者の集い」開設。参加者500人を超える

OculusQuest2を買う

共生舎に焚き火ブームが到来。薪ストーブも設置

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12月

パーリー建築の宮原翔太郎さんに会う

M-1をみんなで見る

クリスマス会

雪が積もる

 

 

 一部、月は間違ってるかもしれない。

今年は本を出したという安心感と、新型コロナによって引きこもりのお墨付きを国から貰ったせいで、何もしてない気がする。

取材はたくさん受けたけど、自分じゃ何もしていない。

もうちょっと頑張らないといけない気がする。

仕事をしない事が良いわけじゃなく、仕事をする事が良いわけでもない。

大事なのはバランスである。

 

来年はFANBOXで生き延びていきたい…。

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炎上するラインがわからない

最近のインターネット、「なんでそれが炎上するの?」ってものが炎上していて、アウトとセーフのラインが全然わからない。

しかも、それをツイッターで言ったら「そんなこともわからないのか」とまた炎上する。

僕程度のフォロワーでは燃えあがらないかもしれないけど、風向きや湿度みたいな運次第でそうなるんなら、怖くて何も言えない。

というわけでFANBOXを開設しました。

全体に公開すると不味そうな記事は、有料公開にしてます。

料金は月額500円です。

FANBOXはnoteよりピンハネが少ないし、無料版で月額制にできる。何よりnote自体がきな臭い。

半分くらいは無料の記事にしますが、山奥ニートを支援してもいいなーという方はどうか、どうか。

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pha『夜のこと』感想

phaさんは甘えるのが上手な人だな、と思う。

『ザ・ノンフィクション』で引っ越しのときに「困った困った」と言ってうろうろしてる姿が印象に残っている。

困ったときに素直に「困った」と言える人はしたたかだ。誰かが助けてくれるから。

僕は真逆で、なかなか甘えられない。

妻に「にゃー」とか言えるようになったのだって、本当にごく最近だもの。心を開くのに6年くらいかかっている。

僕はいつでも、つい格好つけたくなってしまうのだ。

 

『夜のこと』の主人公は、自分をよく見せようという欲がまるでない。

セックスを誘う瞬間の男なんか、世の中で一番気持ち悪くてみっともない。

でもその姿を、今日はじめて会った人に見せられちゃう。

ちょっと羨ましい。

僕にはできないな。

そもそも、僕だってテレビのドキュメンタリー出たり、本書いたりしてるけど、女性から「セックスしませんか」なんてメール来たこと一度もないぞ!

東京と山奥の違いなのかなぁ。

ずっと前、東京に住んでる友達に山奥来ないか誘ったら「まだ女と遊びたいから嫌」と言われたな。地元じゃまったくモテる奴じゃなかったのに。

そういうもんなのか。東京すご。

でも妻いるから別にいいや。

余計なトラブルに巻き込まれないことを、山奥にまたひとつ感謝しなければならない。

 

『夜のこと』は恋愛とセックスについて書かれた本だ。

でも作者が意図したのか、偶然なのか。

四十歳という年齢のことが作中ずっとベースラインのように鳴り続けている。

冒頭の

 今年の終わりに僕は四十歳になる。人生で一番恋愛沙汰が多かった三十代が終わろうとしている。
 歳をとるにつれて、少しずつ恋愛感情や性的衝動が減退してきているのを感じていた。ならば、記憶と性欲が薄れてしまう前に、体験したことを書き残しておきたい、と思ったのだ。

から始まり、彼女と別れたからと男友達を誘った温泉旅行では

 もし彼女とここに来てたらどんな感じだったんだろうか。綺麗なリゾートホテルやディズニーランドが好きな彼女は、こんなひなびた温泉地はあまり好きじゃないだろう。

なんて思っている。ならそういうとこ一緒に行ってあげなよ。

小説を書くきっかけとなった「あの子」と焼き肉を食べるときもこの調子。

 疲れ切っている今の状態では脂っこいものをそんなに食べたくはなかった。でも、脂っこいものはもういい、と断るのは自分が若くないことを認めるようで嫌だったので、彼女が注文するのに任せた。

そういう目線で追っていくと、主人公が作中最後に訪れる場所は意味深だ。

彼はストリップ劇場に行く。

そして考える。

 ストリップを見ると、自分は本当にまんこを見たいのだろうか、ということをいつも考えてしまう。人の裸の体は美しいけれど、まんこはそんなに美しくないと思う。肉体というよりは内蔵っぽい。だけど、そこがさらけ出されると、つい見てしまう。見ると気持ちがよくなるわけでもないのだけど、じっと凝視してしまう。

衰退し、時代遅れの存在となったストリップ劇場は主人公自身とダブって見える。

そして、そのストリップについての主人公の考えは、それまでに登場した女性が主人公に寄せた思いにそのままあてはまるんじゃないか。

主人公の内面は美しいものではない。でもその天衣無縫ぶりは人を惹きつける。

つい見てしまうのだ。

他の人が隠して見せない部分を、晒しているから。

だからボロくなったストリップ劇場へわざわざ足を運ぶ人が、今でもいなくならないのだ。 

夜のこと

夜のこと

  • 作者:pha
  • 発売日: 2020/11/20
  • メディア: Kindle
 

 

生存ポイント

 僕が「山奥ニート」ではなく「ただのニート」だった頃、世の中から置いていかれるのが怖かった。

 世の中には「生存ポイント」という目に見えない数値があると思っている。このポイントが高いほど人生が生きやすくなり、低いほどちょっとした事で転落してしまう。
 生存ポイントが高いのはどんな人だろうか。
 体を鍛え、格闘技を習った人は戦闘力が高くて生き残りやすい。
 でも、弱肉強食と言われる野生動物の世界ですら、単なる戦闘力が生存に繋がることは少ない。もしそうならアフリカ大陸はライオンだらけになり、ネズミは絶滅している。
 いわんや人間社会をや。個人の戦闘能力の高さの差などに大した差はなくて、それよりもどれだけお金を持っているか、安定した職についているか、見目麗しいか、愛嬌があるかなどが生存ポイントに繋がる。

 日々の暮らしの中で、生存ポイントは増減し続けている。
 老いるほど生存ポイントは減っていく。お金が貯まるほど上昇する。経験を詰むことでも、新たな人と知り合うことでも増えていく。
 世の中の人たちが仕事をして、経験とキャリアと信頼とお金を得て、毎日どんどん生存ポイントを積み重ねていくのに、部屋に閉じこもっているニートの僕はまったく生存ポイントが増えず、どんどん生きづらさが増していく。その状況が恐ろしくって、朝を迎えるたびに叫び出したくなった。
 でも働く気は全然起きない。外にでかけて知り合いを作れば生存ポイントは上がるだろうけど、それには莫大な体力が必要だった。

 僕はせめて暇つぶしの中で少しでも生存ポイントを稼ごうと思って、将棋のゲームをやっていた。
 RPGアドベンチャーゲームに比べて、将棋のほうが生存ポイントがほんの少し高いと思ったからだ。だってほとんどのゲームはリリースされてから5年も経てば飽きて辞めるけど、将棋ならこれからの人生の中で誰かと指すことがあるかもしれない。そのときに強ければ、気に入られて何か奢ってもらえるかもしれない。
 アニメや映画で気に入ったものがあったときは、ブログに書くことにした。見っぱなしより、文章を書くことによって、僕のことを好きになってくれる人が現れたり、自分の文章を書くスキルが身につくと思った。
 もちろん、そんなせこせこした生存ポイントの稼ぎ方をするより、働いたほうがずっといい。1日働くことで得られる生存ポイントを100とするなら、こんな遊ぶゲームを選ぶことによる生存ポイントは1とか0.1でしかない。
 でも、その差によって僕がニートできなくなる瞬間が早まるとしたら。
 そう思って、少しでも生存ポイントが高いと思うほうを選んできた。

 正しかったのかは分からない。ゲームの選び方の話だって、考えようによっては、流行のゲームを遊ぶことで出会った人と世間話ができるし、誰も知らないようなマイナーなゲームをプレイしていることで、偶然それをプレイした人と会えたとき、意気投合するかもしれない。
 ただ、生存ポイントを意識すること自体は、意味があることなんじゃないかと今でも思っている。
 僕は将棋ゲームをしていたことでお年寄りと一局指すことができたし、ブログに文章を書いていたから本を出版することができた。

 都会に行ったときや無料アプリを開いたときに出る広告は、僕の生存ポイントの増減を気にしない。むしろ消費者の生存ポイントが下がるほど、経済はよく回るようになる。逆に生存ポイントが上がることが、大々的に宣伝されることはない。
現代社会において、ニュートラル状態の人間は生存ポイントが低くなるほうへ流されていく。だってそうなるように、広告会社の人は毎日知恵を絞ってるんだから。
だからAとB、ふたつの事から選ぶとき、生存ポイントが高そうなほうをほんの少しだけ価値を高く見積もって選んだほうがいいと思う。

 ……なんかこういうこと言うと、本屋に平積みにされてるキャリアポルノみたいだ。
生存ポイントを身につけるために、生活を歪めるのは野暮だ。
そんなの長続きしないし、窮屈だ。僕はぶよぶよのお腹を引っ込めるために運動すれば確実に生存ポイントが上がるんだけど、ダイエットって大変そうで全然できない。
生存ポイントを集めること自体が目的になってる人をたまに見かけるけど、それはそれで自分の意思で選択しているのか疑問だ。
 僕は山奥ニートとして遊んでいる中で、無理なく取れそうな生存ポイントを取っているだけ。
 繰り返すけど、ちゃんと仕事すれば何百倍もの生存ポイントが得られると思うよ。

 それができない僕は、わずかな生存ポイントをかき集めて、少しでも引き離されないようにしてるんだ。

動画作った

オリラジあっちゃんの動画で紹介してもらったおかげで、細々とやってたYoutubeチャンネルの登録者数が大幅に増えた。

せっかくなんで、動画作ってみた。

僕にとって文章書くのって、話すことに似ている。文を推敲することで、自分の話のベストテイクを作る感覚。

動画編集はそれと同じなので、結構好きだ。

youtu.be

続けていくかは反応次第だけど、動画編集ソフトで8500円かかったので元は取りたい。

朝日新聞に書評が載りました&近況

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2020年8月8日の朝日新聞の朝刊に載ったそうです。

山奥にいるとこういう時、すぐに確認できない。

写真は光文社のツイッターから。

電子版でも読めます。

朝日新聞DIGITAL (書評)『「山奥ニート」やってます。』 石井あらた〈著〉

https://www.asahi.com/articles/DA3S14579789.html

  

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最近は、バーベキューしたり、川で泳いだりして夏を満喫しています。

フィルター等の加工いっさい無しで、この碧さ。

こんな場所が近くにあるのは、ちょっと自慢です。

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