山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

子育て1年目あって良かったもの

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山奥ニート漫画を一緒に作っている棚園正一さんにお子さんが産まれるそうで

子育て1年目にあって良かったもの、要らなかったものをここらでまとめておこうと思います。

子育てって人類史で何億回も行われてるのに、全然マニュアル化されてなくてなんでだよ!人類サボってるな!と思う。子次第な部分はあるとしても、もうちょっとなんとかならんのか。

ということで、過去の自分が助かるように書き残しておきます。

あってよかったもの

・レック 哺乳瓶消毒ケース

この1年の膨大の時間を、哺乳瓶を洗うことに費やしてきた。
新生児の頃は昼夜問わず3時間おきにミルクだから、1日に8回哺乳瓶を消毒する。
哺乳瓶の消毒の方法はこの電子レンジ式の他に煮沸や薬液があるけど、僕は電子レンジ方式以外はありえないと思いました。
水入れてチンして終わり。
この商品は入れたまま水切りができるので、レンジから出して、外側の水を受ける部分を外して、あとは置いておくだけで自然に乾いて消毒終了。

 

・NOVUS ハイチェア
1.5万円くらいで購入。
10~1歳2ヶ月現在も使っている。
最初はいわゆるバンボを使っていたが、子が太ましかったので窮屈になった。
なるべくもらったものでなんとかする、という方針だが、子供用の椅子は新品を買うことにした。
子の姿勢が良くなってほしい親心と、子供が食べない原因は椅子の大きさがあってないことによるのが多いらしい。
小学生上がるくらいまで毎日使うと考えると、365日×6年×3食=6570。保育園行くことを差し引いても、1回あたり3円程度で子がスムーズに食べてくれるなら、めちゃくちゃ安い買い物。
買ったのはこれ。NOVUS ハイチェア。

まず、ベビーチェアにはローチェアとハイチェアの2種類がある。
子供は大人の真似が好きなので、大人が食べるところを見せるのが一番スマートに子供に食べる気を起こさせると考え、大人と同じ目線になるハイチェアを選択。バンボを使っているとき、子供の高さに大人が合わせると、大人の腰に大きなダメージがあることも学んだ。

プラスチック製と木製があるが、プラスチックのほうがいいと思う。木製はおしゃれだけど重くて動かすのが大変。値段も木製のほうが高い。この商品はプラスチックながらも、下のほうが金属で安定感がある。

注意点としては、足が後ろに大きく張り出していること。これによって子供が暴れてもまったくゆるがないが、近くを通る大人はつまづきやすい。この商品の最大の欠点はここなので動線近くに置く場合はこれじゃないほうがいいかも。

この商品を選んだポイントはベルトが5点式で肩も止められる点。同居しているもうすぐ2歳の子は、椅子からすぐ立ち上がってしまうので、立てなくするために肩ベルトは必須だと思った。止める手間は少し増えるが、体がかっちり固定されるおかげで食事を中断したことは一度もない。

あと、座面がやわらかい素材じゃないことも加点。
やわらかいほうが子供のお尻に優しそうだが、こぼれる食品を拭くには素直にプラスチックのほうがいい。
子供のお尻は転んでも大丈夫なように肉でクッションになっているので、ふわふわお尻とウレタンの座面の柔らかい同士より座面硬いほうが安定して座りやすそうに思う。

汚れが落ちやすいザラザラのプラスチックなので、1歳0ヶ月のときはテーブルに直接つかみ食べの食材を置いていた。外して洗うのも、プラスチックで軽いので簡単。木製だったらこの使い方はできなかった。

 

・シナぷしゅ
テレ東系の乳幼児向け番組。
NHK+で『おかあさんといっしょ』も見れるんだけど、YouTubeで毎日更新されているこっちのほうが手軽に見れる。

youtu.be2023年度のOPとED、それまでとクオリティが段違いでめちゃくちゃかわいい。子供がどういう動きをしたら可愛く見えるかよくわかっている……!

EDの後に"アンコール"があって、もう1曲やってくれるのが良い。僕は離乳食食べさせるときに見せているけど、食事が終わっていればアンコール手前で切ってもいいし、まだ食べ終わってなければアンコール見てから切ればいい。
キリが良い地点が2箇所あるのは親としてすごく助かっている。


ピジョン 電動搾乳機


母乳か粉ミルクか、というのは母親にとって大きな問題なようです。
栄養や愛情を考慮外にしても、粉ミルクはお金がかかるし、哺乳瓶を消毒する手間が増える。

その一方で母乳は赤ちゃんに定期的にあげないと乳腺が詰まってしまう。詰まった乳腺から固まった母乳を出すのは見ているだけで辛そうだった。尿道結石ってあんな感じだろうか。
なので母乳をあげることを選んだら「今日はお母さんお出かけするから母乳じゃなくて粉ミルクで」は基本的にできない。

それを少しだけなんとかできるのが搾乳機。搾乳した母乳は常温で4時間持つので、ストックができる。冷蔵するともっと持つけど、成分が沈殿するので湯煎で温め直さないといけない。
新生児は3時間に1回おなか空いて起きるが、その1回を父親が代わりにストックした母乳をあげることで母親の睡眠時間を確保できる。
妻はこれに大変助けられたと言っていた。
ただ、母乳の出によるので必要かどうかはその人次第ですね。

 

ダイソー メンディングテープ

0歳児にとって、本は食べ物。すぐにヨダレまみれになる。
なんなら溶かして口の中でもぐもぐしていたりする。
傷んだ本を修繕するためのものがこのメンディングテープ。
図書館で使ってるやつです。それがダイソーで売ってるのでありがたい。
セロテープと違って、時間経過で黄色くパリパリにならない。
絵本を気に入ったと感じたら、痛めつけられる前に縁をメンディングテープで補強しておくのがいい。
ただし、子が本気で齧ろうとするとメンディングテープ貫通してくるので過信は禁物。

歯が生えてきてからは、もう少し厚いフィルムを買いました。

あと、どの絵本が子のお気に入りになるかわからないので、試行回数のためにとりあえずダイソーの絵本を全種類買うのおすすめ。ウケなくても100円。0歳はハードタイプの本じゃないとすぐ破ります。
名作絵本より、スーパーの広告チラシのほうが気に入ったりするのでわからん。

 

 

亀田製菓 野菜ハイハイン


子の栄養管理は妻が計算してくれているが、手作りの離乳食では鉄分が足りないそうだ。
この野菜ハイハインは鉄分配合で、子供のウケもいい。
サクサク食べるときもあるし、じんわり溶かして食べているときもある。
離乳食初期はこれとおかゆを交互に口にいれてなんとか食事を進めさせた。
値段も、大人のお菓子と比べれば高いが、他の幼児用シリアル等と比べると安い。

あと離乳食に関しては、初期の10倍がゆは作るのが大変なので粉末やフレークを買ったほうがいいです。裏ごしするのに腕も時間も消耗する。

 

・BASE BREAD

 

ビタミンやミネラル、たんぱく質、食物繊維などの身体に必要な栄養素が全部入ったパン。少しジャリジャリするけど、それはそれで美味しい。
子供が生まれてから一ヶ月は常に極限状態で、親が連続して眠れるのは2時間程度。
大人の食べるもの用意している余裕なんかない。
そういうとき、これがあると「これさえ食べればとりあえずOK」と思える。
賞味期限が長く、温める必要もなく、授乳しながら片手で食べれる。
夜食として適当に食べても栄養を補給している感じがして良い。

 

・コカコーラ 300ml


これの空きペットボトルに生米を入れてマラカスにしたり、漬物の残り汁を入れて色水にしていた。
コカ・コーラのペットボトルが一番頑丈だと思う。
500mlだと0歳の手には大きいので、これくらいの大きさがちょうどいい。
中にいれるものは万が一フタが空いちゃったときのため、喉に詰まらないものを探した。
おさがりのおもちゃをたくさん貰っているけど、結局一番のお気に入りはこれ。
ガジガジ噛んでも大丈夫だし、安心して与えられる。

 

ベビーサイン

物ではないんだけど、ベビーサインを習得させられたことは大きかった。
ベビーサインとは、赤ちゃん用の手話。
赤ちゃんは言葉を発声できるようになる前に、言葉を理解しているらしい。
言葉がわかっているのに自分は喋れない、というもどかしい気持ちがイヤイヤ期に繋がるとか。
いち早く子と意思疎通ができたらきっと楽しいと思い、教えてみることにした。
僕らがやったのは、ミルクをあげる時に「ミルク」と言いながら、ミルクのベビーサイン――手をグーパーするというだけ。子の視界内で「ミルク」という単語を出すときも、必ず手をグーパーする。

4ヶ月頃から教え始めた。それからずっと、特に反応はないままだったが、8ヶ月半頃いつものようにグーパーしながら「ミルク」と言ったらやけに熱心に見ている。子の手を取ってグーパーさせてみる。「ミルク」

その次の日、食事のあとのミルクを拒否するから諦めて子を解放。子は5分くらいおもちゃで遊んだ後に手をグーパー。まさかと思って、哺乳瓶を加えさせたらごくごく飲んだ。それからというもの、グーパーした後にミルクをあげると9割の確率でミルクを飲む。グーパーしない時にミルクをあげると飲む確率のはせいぜい3割ほど。

それから半月経って9ヶ月になる頃には、住人が缶ビール飲むのを見てグーパーするようになった。「あれってミルクでしょ?」と言っているようだった。

「水」のベビーサインもあるのだが、ミルクと特に区別する必要はないように思ったので、水も同じグーパーで表すことにした。そうすると、グーパーしてもミルクを飲まない場合が出てきて、そういう時は水を与えると「待ってました」とよく飲んだ。

また、1歳0ヶ月の時にはこういうことがあった。
コップで水を飲んだ後にまだグーパーする。水を追加しようとしたら、コップをすごい力で握って離さない。そして何かを伝えようと僕の目をじいっと見たまま、水のサインを続ける。コップじゃないなら哺乳瓶ならどうかと思ってくわえさせようとしても、嫌だと拒否。ここまで強く意思表示するなら何かあるのではと考え、哺乳瓶の乳首を取って、細長いコップのような状態にしたらすんなり飲み始めた。
その水をあげる直前に、僕は自分の細長いタンブラーで飲み物を飲んでいたので、それを真似しようとしたとでも言うのか。
理由は定かではないが、「コップ以外で飲みたい」と思った1歳児が「コップを離さないまま水のサインをすればコップ以外で飲ませてくれるだろう」と考えて行動したわけで、言葉喋れる前でもちゃんと思考してると実感して人間ってすごいなと思った。

「水かミルクがほしい」という1つの表現を応用して、子と僕は会話している。
子供を持たない人から「子供って大体何ヶ月から話せるの?」と聞かれることがあるけど、「逆に『話せる』の定義を聞こうか」という感じです。

1歳2ヶ月現在では
「ミルク・水(グーパー)」の他に
「おむつ(股をぽんぽん)」
「お腹すいた(お腹をパーでさする)」
「おいしい(ほっぺをペタペタ)」
「電話・スマホ(耳に手を当てる)」
「部屋を出る(開いた手を小刻みに揺らす)」
を使っている。日本ベビーサイン協会が定めるベビーサインがあるらしいけど、それにこだわらず日本語手話、英語手話、日常ジェスチャーから子がやりやすそうな動きを選んで、我が家庭オリジナルで作っている。僕らの間だけで通じればよし。

ちなみに、「アウトプットしたことは覚えやすい」というのは赤ちゃんの言語習得も同じようです。
たとえば「イヌ」という発音は未発達な声帯では難しく、赤ちゃんはアウトプットできない。アウトプットできないと、イヌという概念も覚えづらい。
そこで、赤ちゃんでも発音しやすい「わんわん」という名前にすれば、アウトプットできるので赤ちゃんはイヌという概念を覚えやすくなる。これが幼児語の必要性なんだそうです。
ベビーサインを使えば、赤ちゃんは幼児語より更に早くアウトプットできるようになり、概念も早く理解できるようになる。概念を理解してさえしていれば、日本語を発声できるまで声帯が成長したとき、日本語とすでに知っている概念を結びつけるだけでよくなるので、ベビーサインを覚えた子のほうが発声できる言葉が増えるのも早いらしいです。

 

・ベビービョルン ベビーキャリア MINI

抱っこ紐。幸運なことに、各方面の知り合いからそれぞれ貰って3種類持っていた。どれを使うか選べる立場だったけど、着脱しやすい、メッシュで蒸れない、腰で支えられる、という点からこれが一番よかった。日本のメーカーの物はしっかりしてるが、ごちゃごちゃしてて使いづらかった。
0~5ヶ月頃まで寝かしつけに毎晩使った相棒。
抱っこ紐を着けて部屋の中を歌いながら1時間くらい歩き回って、子が寝たら腰のバックル外して抱っこ紐ごと布団の上に降ろして寝かせていた。(これのために、子を起こさないくらい着脱がスムーズにできるかが大事)

ちなみに妻との間では、子が寝た後もすぐには外さずしばらく抱いていることを「ウイニングラン」と呼んでいる。「ウイニングラン」の時間は体感的にすごく長く感じるので、僕は子守唄がてら小声で1曲歌ってから布団に置くことにしていた。

 

・日本育児 ベビーサークル

メルカリで6枚4000円で買った。送料を考えると無料みたいな値段で出してもらって感謝。梱包するだけでかなり大変だったと思う。
子供から目を離すことができるようになるので、ストレスが一気に減った。
それまでは常に命がけの綱渡りをしているような気分だった。

日本育児を選んだのは、単純に一番多く中古市場にあるから。

実際あとから更に買い足して、結局合計3セット買った。リビングに2セットぶんのサークルを繋げて日中はそこで過ごし、自室に1セットぶん置いて大人が寝てる間にどっか行かないようにしている。

 

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

 0歳児の子育てには、妻が母乳あげている間や哺乳瓶を消毒するなど、微妙な待ち時間が発生するので暇つぶしに買った。半覚醒の子を起こさないように部屋を明るくできないので、本は読めない。

1年でだいぶやり込んだつもりだけど、オンラインは怖くて行ってない。SNS見てしまうよりは時間を有意義に使った気がする。

 

・電気ポット

ミルク飲むのは1年くらいだし、電気ケトルでよくない?と思っていたけど買ってよかった。
本当に何度も何度もミルクをあげるので、ミルクあげる手間を減らすのは0歳児の子育てにおいて最優先事項。
おなかすいたとギャン泣く子供を、ケトルが沸くまで待たせるのは精神的に辛くなりそう。
電気ポットでも、子が飲める温度に冷ますために水せんしなきゃいけなくて(水道水を足して冷ますと煮沸した意味がなくなる)、待たせるのが申し訳ない。
お湯の出るウォーターサーバーとか、調乳機とか、調乳ポットとかいろいろ選択肢はあるけど、何かしらは絶対必要です。


・医者から処方された保湿クリーム

赤ちゃんの肌はすぐ荒れるのでクリームが必要だけど、赤ちゃん用だとアレルギーを気にしなければならず、そういうのはけっこうな値段になるので、お医者さんに処方箋をもらうと負担が減ります。

 

・ベビーバス

0~4ヶ月ごろまで毎日使っていた。
新生児(生後一ヶ月)は衛生的に大人と違うお湯に入ったほうがいいが、それ以降は一緒の湯船でも大丈夫、らしいがベビーバスに入れてしまうほうが僕的には楽だった。
とはいえ、子はぐんぐん大きくなってベビーバスでは窮屈になってくるので使ったのは4ヶ月まで。
使う期間は短いのに新生児には必須なので供給が多く、リサイクルショップや子供用品交換会でタダ同然で手に入る。

 

・バウンサー

揺り籠みたいなやつ。要らないという人は多い。ベビーバスと同じく小さい頃しか使えず供給過多なので、リサイクルショップで1000円だった。
夕方に意味もなく泣く「黄昏泣き」というのが酷いときに買った。子を入れて揺らしたら泣き止むので、1000円の元はすぐに取れた気がする。
ただし、かなり激しく揺らさないと納得してくれなかった。疲れるが、抱っこするより全然マシ。
使っていたのは3~6ヶ月頃だけなので、まぁ新品で買う価値はないと思います。

あとチャイルドシートもリサイクルショップで安く売ってます。

 

・粉ミルク

新生児のときは気を使って一番高い「E赤ちゃん」使ってましたが、コスパがいい「はいはい」に乗り換え。そのまま「ぐんぐん」に移行しました。

「E赤ちゃん」は粉が細かくて溶けやすいけど、価格が大きく違う。

 

・おむつ

0~4ヶ月くらいの間は、グーンプラスを使っていて漏れることが数回あった。
もっと高いおむつならこの「数回」が減ったのかもしれないが、まぁ別に大丈夫。

ちなみに最安はAmazonのセールだったので、チェックする価値あり。ドラッグストアよりやすかった。次点で西松屋のセール。

 

微妙だったもの

・おしゃぶり

生後3ヶ月くらいのとき、黄昏泣きですごく泣くので使ってみた。
歯並び悪くなるという説もあるけど、少なくとも歯が生える前に使う分には絶対に問題ないと判断。
与えた瞬間、物理的に口が塞がって泣き止む。
その効果は絶大。怖くなるくらい泣き止む。
ただ、それによってお腹すいていることに親が気づけなくなったりするので、あまり使わないようにしていた。
どうしても泣き止まないときの最終奥義として1ヶ月くらい使ったが、そのうちに口から出すことを覚えて、使うのをやめた。その頃には黄昏泣きもやわらいでいた。
明確な欠点としては、子が使い終わったら消毒が必要なこと。とてもめんどくさい。

 

・まくら

まず、0才児にまくらはいらないです。逆にうつ伏せになったときに窒息の危険があるので消費者庁は非推奨している。
でも、どうも子のゆがんだ頭蓋骨の形が気になってしまう。
「子供 頭の形」で検索すると不安な情報しか出てこなくてうんざりする。10万円の器具で早いうちに矯正しないと手遅れに、みたいな。
それで3000円でまくらを買ってしまった……。
その後、頭の形のゆがみを測定できるアプリを使ったら、全然正常と言われたのでちょっと安心した。
検診にいったとき、お医者さんに「うちの子、頭の形おかしくないですか!?」って聞いたけど、お医者さんは「はいはいあるある」と思ってただろうな。赤っ恥赤っ恥。

 

・安い哺乳瓶

生まれる前は哺乳瓶なんて2本あれば十分だろう、と思っていたけど、最終的に5本必要だった。
何本か知り合いからいただいたけど、それだけでは足りなかったので値段みたら結構お高いのですね。
ケチって西松屋の一番安い2本800円のを買って、乳首だけピジョンのちゃんとしたやつに取り替えて使うことにした。
しかしこの安い哺乳瓶が使いづらい。フタが取りづらいし、乳首と哺乳瓶の間に隙間ができて漏れる。
哺乳瓶は子育て1年目のメインアイテムなので、いいものを買ったほうがいいです。
もらったピジョンの哺乳瓶は、転がっていかない工夫があって、値段の価値あるなと思った。赤ちゃんにはたき落とされることがあって、その時に拾うのが楽です。
ヌーク(NUK)の哺乳瓶は種類によっては他の哺乳瓶と互換性ないので注意。

 

・ベビーカー

一代目はリサイクルショップで2500円で買った。
子を寝かせるための散歩に使うのが主なので、まぁなんでもいいかなという感じ。
一度だけ路線バスに乗ったときは折りたたみのスピードは大事だと思ったけど、そもそもそんなに路線バスに乗らなかった。
生後7ヶ月頃に、お下がりでストッケのすごくしっかりしたベビーカーを貰ったのでそれに乗り換えた。タイヤが大きくて段差を乗り越えやすくていい。でも大きくて重いので、ちょっとオーバースペック感がある。郊外の広い店舗ならいいけど、日本の街なかのお店には入りづらい。車に乗せると、荷室のほとんどを占めてしまっている。

 

・おしりふき

ドラッグストアで売ってる一番安いコットンを水で濡らして使ってました。お尻が荒れ模様のときはおしりふきを買います。

 

・おむつ袋

ダイソーで100円で100枚の食品保存袋Sで捨ててます。大のときは2枚重ね。

 

・スギの積み木

僕が住んでいるのは和歌山県田辺市なんですが、「木のぬくもりプレゼント事業」なるものでスギの木で作られた積み木がもらえた。

子どもの頃から身近に木のぬくもりを感じ、豊かな心を育む子育てに資するため、7か月児健診又は11か月児相談日において地元産材を用いた木製玩具等を贈ります。
とのことです。 

地元のものを活かそうということなんだろうけど、この積み木ぜんぜんダメ。
スギって木材としては柔らかいのよ。
積み木って赤ちゃんが口に加えたり、他のものにぶつけたりするもんです。
スギ材ではすぐに傷がついてしまうし、うちの子は前歯で削り取って破片をもぐもぐしていたのですぐ取り上げた。
積み木をプレゼントするなら、材質に注意。

 

・帽子
・手袋
・靴下
0歳の間はほとんど外出ないので要らない。
もらったけど、1回使ったかどうかくらい。

 

・行事

行事は大事。
でもお金をかけずとも儀式はできると思っています。

お宮参り →里帰り出産した義実家近くの、徒歩3分の神社に参った。

お食い初め →タイは高かったので、ハマチをオーブンで丸焼きにした。出世魚だし、ハマチはハマチで縁起いいでしょ。

一升餅 →生米を一升ぶんビニール袋と風呂敷に入れて背負わせた。一升パンって何が一升なんだろう?

 

あと、メリー(赤ちゃんの頭の上で回るモビール)は親子教室行ったときに大層気に入っていたのであったらよかったかも。
使う期間が短そうなので買わなかった。
リサイクルショップで安いのを見つけたら買ってもいいかと。

 

まぁ、山奥のシェアハウスという妙な子育て環境ですが、なんとか子を1年生き残らせることができました。

住人が子供の相手してくれることがあるし、見学に新しい人が来るたびに子はじーっと観察しています。割と人見知りしないほうなので、しばらくすると慣れてかまってくれと声をあげるようになります。

ちなみに同居していたももこさんの子(もうすぐ2歳)はめちゃくちゃ人見知り激しくて新しい人がいるとリビングに入れない程だったので、シェアハウス暮らしによって人見知りしなくなったというわけではなく、単に個性だと思われます。

僕はニートなので子育てに直接的にコミットしていて、子が起きている間のほとんどの時間を一緒に過ごしています。とはいえ、専業主夫として一人前かというと全然そんなことはなく、予防接種の予約や離乳食作り、離乳食の栄養計算などを妻にしてもらってます。ワンオペ育児なんてとてもとても。

共生舎にいて出会う人の中には、小さい子を持つお父さんもけっこういるんですが、直接子育てにコミットしている人は全然いなくて、仲間だーと思って「1歳ごろお子さんどんな感じでした?」など聞いても、「妻に聞かないとわからない」みたいな答えが毎回返ってきて僕は勝手に裏切られたような気持ちになっています。本当に勝手ですね。
そういう人はお金を稼ぐという間接的な方法で子育てにコミットしているので、単に夫婦間の役割分担なんですけどね。話が合う人がいない……。

この文章を書いた今現在は、子供は1歳2ヶ月を迎えようとしてます。

1年子供を育てた感想としては、自分の子供は思ったよりずっとかわいいなーというところです。なんでなんでしょうね。
長く一緒にいるから、というのもあるけど、やっぱり自分と似ているからというのが大きな理由だと思います。僕はアニメキャラでも動物でも、自分と似たところがある人を好きになる。
DNAの繋がりによって、子はやっぱり僕に似ています。
顔だけじゃなく、うっすらとわかり始めた子のパーソナリティにも僕の同じ要素があると感じています。
子に対してちゃんと他者として向き合おうというのが生まれる前に決めたテーマなんだけど、何年も子のそばにいるうちに自分と子と同一視してしまいそうで、怖いです。