山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥で住んでます。

鹿

 

 

 

 

 

 

 

 この鹿、罠にかかってるのを見つけた時に、狩猟免許持ってるヨシ君が不在だったんだよ。

ヨシ君は夕方に帰ってくることになってたけど、それまでに罠が外れないかヒヤヒヤ。

立派な角を持った牡鹿で、不用意に近づいてグサーッとやられたら一溜まりもない。かと言って、狩猟登録してない人が殺すと、害獣駆除の報奨金がもらえなくなってしまう。

なんとか殺さずに動きを封じられないかと、遠くからロープ投げて角に引っ掛けようと悪戦苦闘。村の人や通りがかりの釣り客を巻き込んで、いい大人が真剣に輪投げしていて面白かった。

結局投げ縄作戦は失敗した。鹿は夜通し暴れて疲れたのか、ヨシ君が帰ってくるまで大人しくしていた。

今まではひとりしか狩猟免許持ってなかったから、彼がやる気出ない時は罠していなかった。鹿が罠にかかったら、どんなだるい状況でも殺さなきゃいけないし、どうせ殺すんだったら捌いて食べないともったいない。

だから鹿が食べられるのは4ヶ月に1度くらいだった。しかし、この前の試験で何人か新たに免許を取ったので、これからはどんどん捕ってくれるんじゃないかと期待してる。

内蔵は食べるのめんどくさいから、心臓以外は捨てがちだ。利用法の解明が進むといい。これだけ人数いればレバー好きな人も増えたかな? 前はでっかいレバーの塊がずーっと冷凍庫に放置されてたからね。冷蔵庫血まみれになったこともあった。

硬い肉だって、行儀なんて気にせずハサミでバリバリ切って食べればいい。

 

先輩ニートが後輩ニートに捌き方を教えている光景は、なんだかいいなぁ。

その先輩ニートだって、最初は村の人に捌き方を教えてもらったんだ。20年後、30年後にどうなってるかわからないけど、こういうことをしてたら案外なんとかなるんじゃないかって気がしてくる。