これからテレビ局に行きます
もう30分もしたら出なきゃいけない。
事前にインタビューしたVTRがあるんだけど、どうも調子に乗ってよくない事を言った気がする…。最近はえらいてんちょうに会ったり、何ヶ月か主夫していた事もあって、どうも考えがブレている。山奥の空気を早く吸わなければ。
「なんで働かないんですか」「なんで山奥に住んでるんですか」と聞かれて、いつもその場しのぎで答えるけど、本当の理由を上手く言えた事は一度もない。理屈と膏薬はどこへでも付くと言う通り、理由なんて後付でなんとでも考えられる。本当は、あの山奥ニートたちの雰囲気が好きなのだ。
夏の暑い日、エメラルドグリーンの川に入って、空のペットボトルを浮き輪にしてぷかぷか浮かびながら、他の住人がはしゃぐ声を聞いていた時、僕は幸せだった。
そういう瞬間があった時、僕はこの生活が間違いじゃないと確信する。
将来になんの保証もないのに、なんでそう思えるのかはわからない。ただの勘違いかもしれない。
でもまぁ、人生なんてそういうものなんじゃないのかな。
といったような事をテレビで上手く言えるだろうか…。
あー、憂鬱だ、おなかいたい。
どんないろがすき
どんな色が好き? (赤!)
赤い色がすき
いちばん先になくなるよ、赤いクレヨン
言わずと知れたNHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』で繰り返し歌われるこの曲、『どんないろがすき』。
僕の記憶では「○○○なあかい色がすき」みたいな、色の説明があったはずなんだ。
たとえば、こんな感じ
どんな色が好き? (赤!)
夕焼けの赤が好き
いちばん先になくなるよ、赤いクレヨン
二行目の部分は、何色が好きかスタジオの子供に聞いて、それによってうたのおにいさんがその場のアドリブで考えていた。たまに、全然音と合わなくてめちゃくちゃ早口になってたんだ。「元気なひまわりの黄色が好き」みたいな。
でも、どのバージョンを聴いても、上記のシンプルな歌詞になっている。
妥当なところで行くと、2つの説が考えられる。
ひとつめは、CD版では上記のシンプルな歌詞だが『おかあさんといっしょ』のオンエアでは別バージョンである可能性。
でも権利が厳しいNHKなので、どの動画サイトでもCD版しかなくて確かめられない。
ふたつめは、僕の記憶違いである可能性。曲のPVで歌に合わせてイラストが出るので、その映像と歌詞がごっちゃになったという説。妻はこちらだと言う。
そんなはずないんだけどなー!
しかし同年代の妻はCD通りの歌詞を記憶しているらしい。うーん。
世代的に速水けんたろうおにいさんで間違いないと思うんだけど。
僕と同じ記憶を持つ人いませんか?
もしかしたら、世界線が変わっているのかもしれない。
マンデラ・エフェクトという奴だ。
僕のいた世界線では詳しい歌詞で『どんないろがすき』を歌っていたが、何かが起こったせいでシンプルな『どんないろがすき』の世界線に移動したのではないだろうか。
クリスマスイブだった
クリスマスイブは妻の所で過ごしました。
100g49円の鶏胸肉に小麦粉をまぶして焼いたのと、498円のワインで乾杯。
あとはなんとなくクリスマスっぽいから、ディズニー公式がアップしてるパブリック・ドメインの動画を見ました。結構たくさん上がってるので、見ごたえあります。
案外ディズニーキャラクターの事って知らなくて、Wikipediaが読みがいありますよ。ジブリの豆知識披露するオタクは多いけど、ディズニー豆知識披露する人は少ない。
ミッキーマウスって、その年にヒット曲出してないのに毎年紅白に出てる大御所歌手みたいだよね。長編の主役ってあるの? 今でも現役で体張ってるマリオさん見習ったら?
まぁ、貧乏くさいけど、素敵なクリスマスイブだった。
これで十分。億万長者になっても、これにハーゲンダッツとシャウエッセンを追加するだけでいいよ。
そろそろ山奥に帰らなきゃ。山奥でのクリスマスも楽しいんだよなー。
年末はみんなと一緒に過ごしたい。
福井行ってきた
18切符が余ったので、妻と福井まで日帰り旅行。
前に和歌山に住んでいた知り合いに会いに行くのが主な目的。
福井駅には恐竜がいた。割と新しめの復元図のブラキオサウルス系かな。
僕は子供の頃、恐竜博士だったクチなので福井県立恐竜博物館は憧れなんだけど、日帰りでは厳しいから今回は行けなかった。
バックパッカーへのおすすめ情報
福井駅隣接のハピリンという商業施設に、「WiL」という小さな図書館がある。無料で入れて、静かな空間なので休むのに最適。
また、同じ階に「福福茶屋」という店がある。福井の名物が大体食べられるんだけど、ここの値段設定がかなり良心的。その辺の個人店よりずっとコスパがいい。写真はかれいの一夜干し定食。福井名物のひとつらしい。器もちゃんと福井のものだし、お米も福井のブランド米いちほまれを使っている。値段は1000円ちょっと。蕎麦もびっくりするくらい本格的で美味しかった。
福井名物、ソースかつ丼。地元の人には有名らしい「ふくしん」というお店に連れて行ってもらった。キャベツとか何もない、米とカツだけなのが潔い。カツがパリパリして美味しかった。
レストラン ふくしん - 森田/かつ丼・かつ重 [食べログ]
途中、はちみつソフトを食べました。これはいいなー。ソフトクリーム300円は高いといつも思うけど、はちみつとかかかってるなら妥当な値段に思える。何種類かのはちみつの中から、好きなの選んでかけられる。
はちみつ屋 (大沼養蜂園直営はちみつ屋) - 三国港/アイスクリーム [食べログ]
国内で行きたい観光地なんてほとんどない。
でも、東尋坊だけは前からずっと行きたいと思っていた。電車で行くと不便な場所なので、日帰りは無理と諦めていたんだけど、福井の知り合いが車で一緒に行ってくれた。
謎のドラえもんらしきもの。
まったく関係ない梅宮辰夫プロデュースの漬物。
東尋坊。
思ったより低く感じた。これくらいだったら、海に落ちれば平気だろうな。途中の崖に当たったら死ぬけど。
東尋坊といえばドリャーおじさんだ。
かつて、飛び降りても簡単に死なない(死ねない)ことをアピールするために敢えて飛び込みを実演する猛者もいた。一部の者からは「ドリャーおじさん」との愛称で呼ばれ、通算2万回以上飛び降りては断崖絶壁をはい上がるという行為を繰り返した
そして、ドリャ―おじさんについてはこの記事がとても良いので、是非読んで欲しい。
この記事を読んだ時から、僕は東尋坊に行きたいとずっと思っていたのだ。
しかし、この日は日本海側にしては珍しく晴れていて、死の匂いとは程遠い空気。波は穏やかで、観光客も家族連れが目立つ。
かく言う僕も妻と一緒なので、なんだか期待していた雰囲気を味わえなかった。
周りの土産物屋も、自殺の名所というイメージを払拭したいようだ。今風のジェラート屋さんや、お洒落なカフェとかが出来ていた。僕が東尋坊に期待しているのはそんなんじゃないよー。日本で一番生と死のはざまを味わえる場所だと思ったから行きたかったのに。
ちなみに我が和歌山にも、三段壁という自殺の名所がある。
太平洋側の三段壁より、東尋坊は日本海側だから陰鬱で絶望的な雰囲気だと思ってたけど、天気よかったせいかあまり印象変わらなかったな…。
東尋坊の崖からすぐ近くに、空っぽの空き店舗があった。
ここ欲しいなー。かなりの人数住めそうだ。
自殺の名所のすぐそばに、みんなで集まって住めたらいいのに。自殺するつもりで来た人が、どんどんここに住み着いていったらおもしろいよね。
450円の食べ放題に行ってきた
昔から食べ放題というのに目がない。いくら食べてもよいという自由さが好きだ。
前に会った登山が趣味の人が「今の自分がどれくらいの体力があるか知りたいから山に登る」と言っていた。
僕は運動が嫌いだけど、その気持ちよくわかる。僕は食べ放題バイキングで、今の自分がどれくらいたくさんご飯を食べられるかを知りたいから、食べ放題が好きなのだ。
でも、食べ放題ってどう考えたって元が取れるわけがない。自由さを買っているとも言えるけど、一食1500円も2000円もする食べ放題はニートにとって痛い出費だ。
しかし、450円で食べ放題のお店あるらしい。
場所は岐阜県。
JAにしみのの、産直売り場。その中にある。
その名も「焼肉じゅうじゅう」。
ちなみにメニューに焼肉はない。テーブルに焼肉用のコンロがついているので、おそらく前は焼肉屋さんだったんだろう。名前そのままに営業しているその精神好き。
これがメニュー。
ランチバイキング450円。本当だ。
食べログにはご飯抜きおかずのみ350円からと書いてあるけど、今はご飯が強制的について450円だ。
里芋が超でかい。
この日のメニューは以下の通り。給食っぽいですね。
・さと芋ころ煮
・もやし白菜辛味煮
・レタスあえもの
・マカロニサラダ
・冷奴
・炊き込みご飯
それぞれ2杯ずつおかわりしたらお腹がはち切れそうになった。晩御飯いらない。
この産直市場で働く人用のお店といった感じだけど、行ったのが休日だったせいか家族連れで来ている人も多かった。
岐阜にあるし、電車じゃ行きづらい場所にあるんだけど、探せばこんな風に激安でご飯を食べられる場所が他にもあるかも。
こういう場所が見つかると、貧乏でも生きていける自信がつく。
トークイベント&山奥ニートBARやってきました
ようやく東京遠征の疲れが抜けて、動けるようになってきた。
12/16のトークイベント、席ほとんど埋まっていましたね。
サンクチュアリ出版という出版社でやりました。
聞いたことない出版社だなーと内心思っていたんですが、並んでいる本を見たらどれも本屋で平積みになっているものばかりでした。すごい出版社だ。
相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳 (SANCTUARY BOOKS)
- 作者: 気くばり調査委員会
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2017/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
僕は一番近くでえらいてんちょうの話が聞けて良かったです。
「貧乏でも子供を育てられる」と言うえらいてんちょうに、僕が「でも親が貧乏だと子供がいじめられませんか?」と聞いたら「いじめられるでしょうね。そうしたら学校行かせなければいいだけ。大人になってもいじめはあるし、いじめられた時にどうやって逃げるかを教えられる良い機会になる」と答えていたのが僕的にはハイライトでした。
多数派になることが必ずしも幸せじゃない。
子供を育てる事は、幸せとはどういう事かを考える事と同じですね。
今の僕はとても幸せなんだけど、もう少し幸せである事に自信を持ってもいいんだな、と思いました。
えらいてんちょうは本当にえらい。一緒にイベントできた事を誇りに思います。
翌日はイベントバー・エデンで山奥ニートBARをやりました。
メニューは「山奥メニューA」と「山奥メニューB」でした。思った以上にお客さんが来てしまって、用意していたのが足りなり営業時間半ばで売り切れてしまったのが悔やまれます。次回やるならもっとたくさん用意したいですね。
一日バーテンをやると、お客さんの大半が知り合いになって大変良い感じになりますね。自分で仕切ってるので、そりゃどんなお店よりも居心地のいい空間ができますよ。
バーテンとして、いろんな人の会話を聞くのが楽しかったです。お客さん同士でもとても盛り上がってましたね。
来てくださった方、ありがとうございました。
バーテンした後は東京に来た時の恒例、へむさんに連れ回されて、夜通し飲んでました。池袋のあのお店、良かったですね。
疲れたので、その足で名古屋まで帰りました。
18切符を使っているので、何度か乗り換えてるはずなんですが記憶がありません。一体どうやって帰ってきたんだろう。
もう東京名古屋間の移動は体が覚えているようです。
一旦名古屋の妻の家に戻って、その後年末までに山奥へ帰ります。
【告知】今週金曜トークイベント&土曜山奥ニートバー
告知です。
今週金曜(12月15日)に東京でえらいてんちょう(@eraitencho)とトークイベントやります。テーマは『年収100万円台の結婚・子育て』です。無事結婚式も済みまして、さてこれからどうしようかな的なことを、子持ちのえらいてんちょうに相談したいと思います。
事前申し込み制なので、注意してください。参加費払うのは当日会場なので、とりあえず申し込んでもいいと思います(その場合は「行けないかも」等一声添えて)。
2017年12月15日(金)19:30~
『年収100万円台の結婚・子育て』トークイベント■イベント説明・内容
結婚するにはお金がたくさん必要?
子供一人成人させるのに必要なお金は2000万円?
そんなイメージを2時間で破壊します!■出演
・えらいてんちょう
奇人変人が集まるバー「イベントバーエデン」を経営する。既婚者、一児の父・葉梨はじめ
和歌山の山奥で、15人のニートを集めて共同生活している。新婚■参加費:3,500円(事前申込制)
申し込みはサンクチュアリ出版サイトから■定員:30名
■会場:サンクチュアリ出版1F イベントホール
- JR千駄ヶ谷駅より徒歩7分
- 都営地下鉄 大江戸線「国立競技場」駅 A4出口より徒歩7分
- 東京メトロ 副都心線「北参道」駅 出口2より徒歩5分
- JR原宿駅より徒歩13分
- アクセス・地図 < 会社案内|サンクチュアリ出版
詳しくは以下のサイトで
サンクチュアリ出版イベント
トークイベントの翌日、土曜(12月16日)はイベントバー・エデンで一日バーテンダーをやります。宗教、政治、メンタルヘルス系のちょっと変わったイベントをよくやってる小さなお店です。
トークイベントと違って、こちらはのんびり話せると思います。東京に来ることはそんなにないので、僕と直接話したい人がいたら是非。予約不要で、ふらっと立ち寄ってください。妻に手伝いを要請しましたが、仕事の関係で来れるか微妙らしいです。
2017年12月16日(土)17:00~23:00
■チャージ料:500円
■場所:イベントバー・エデン
東京都豊島区千早2-18-4
池袋駅徒歩20分・要町・千川駅徒歩10分イベントバー・エデンに関しては電話番号03-6905-8556