山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

山奥ニートとアルバイト

紀伊民報のネットニュースを見ていたら、僕らのことが載っていてびっくりした。

確かに取材には来たけど、本当に載るかどうかは半信半疑だったからだ。

次の日、紙面でも確認。村の人に見せてもらった。

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なんか「男性」って書かれると犯罪者みたいだ・・・。このブログのURLは載っていないのでアクセス数は増えそうにない。まぁこれで村の人に何やってるかは理解してもらいやすくなったかな。

そういえばサカキ取りの給料をもらった。

1万1500円。

うーんまあそんなもんか。思ってたよりちょっと少ない。6日分でこれ。前にも書いた通り、僕は結構サボっているので1日で30束くらいしかできない。1束80円だ。

ジョー君は最高50束いったこともあるので、真面目にやれば1回で4000円くらいか。熟練すると100は超える。

ひと月2万の生活費なので、50束取れれば月に最低5日働けばいい。とはいえ山に行った後、帰りの車で居眠りするのはとても気分が良いので、もっと行ってもいい。

先週末から梅の収穫も手伝っている。またこの話は別に詳しく書くつもりだ。

放送でもしょっちゅう「バイトしてるからニートじゃない」と言われてる。まあ実際その通りで、「山奥ニート」は「ニートが山奥に住んでみた」ということなので、ニートは過去形なのである。

とはいえフリーターかというと、「アルバイト」という概念自体が町と田舎では違うような気がする。だからバイトって呼ぶのも違和感がある。「お手伝いしてお駄賃をもらう」感覚だ。

バイトをしているけど、やっぱり僕らの精神に一番近いのは「働いたら負け」のニートだ。まあ要するに、楽しく暮らすことが一番大事だって考え方だ。そういう人種を呼ぶわかりやすい言い方がないので、今のところはニートを名乗る他ない。「ダウンシフター」とか言ってもいいけど、なんかそんな格好いいもんじゃない気がするなぁ。

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