山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

2月10日ニート祭りに呼ばれました

イベント | 認定NPO法人ニュースタート事務局

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NPO法人ニュースタートさんのニート祭りに呼ばれました。

2月10日金曜日19:00~21:00。予約必須です。

こういうの慣れてないから、上手くいくといいんだけど。

ついでなので、しばらく東京に滞在するつもりです。ご飯奢ってください。

ギークハウスZEROとかニート株式会社シェアハウスとかをうろうろしようかな。でもどっちも猫いるんだよなー…。

尿意を利用したやる気の出し方

最近発見したやる気の出し方を書きます。

モチベーション上がらなくて困っている社会人の方、是非お試し下しさい。

 

1.おしっこしたくなるまで遊びます。

2.尿意を感じたら、やらなきゃいけないことに手を付け始めます。この時「トイレ行くまではやろう」と決意します。

3.意外と作業が楽しくなってきます。何度か波が来ますが、耐えましょう。

4.あと5分だけやってからおしっこ行こう、という気持ちになって捗ります。

 

時間を区切ってやれ、みたいなこと言うけどそんなに自制できたら苦労しねーよ!

意識低い系は、生理現象を頼らなければやる気を出せないのです。

排泄欲は何物にも勝ります。人間、どんなに沈んだ気分の時でも、トイレ行きたくなったら立ち上がって歩きだすのです。

ただし、うんこの場合は我慢すると体調悪くなってくるので絶対やってはいけません。

あと、膀胱炎にならないように注意しましょう。

副次的効果として、妙に姿勢がよくなるのもポイントですね。

2017年1月の山奥ニート

前のエントリーで書いた通り、同じ集落にある空き家を借りました。

とりあえず、窓開けて掃除したら寝ることはできそう。電気とか来てないけど。

 

元小学校の母屋の個室はすべて埋まっています。

ぼくが住んでる離れの二階に二部屋空いている部屋があります。うち一部屋は誰かが片づけしたみたい。掃除はまだです。もう片方の部屋は全然片づけられていないです。wifi届きます。

なので、お客さんが来たら居間のソファーで寝てもらうか、離れ二階を自分で掃除してもらうことになります。空き家を掃除して住む手もありです。

 

うちに泊まる場合、光熱費として初日1000円、2日目以降500円かかります。

それに加えて食費が1月~12月は一カ月あたり6000円でした。これはちょっと安すぎるのでもう少し高くしていきたい。あんまり食費ケチるとよくない。

バイトの仕事はちょくちょく貰えるんだけど、不定期なのであんまりアテにしないでください。フリーターがしたいなら他のところに行ったほうがいいです。

どんな人がうちに来るのに向いているかというと「今まで冴えない人生だったけどそろそろなんか(農業とか苔売ったりとか空き家改装したりとか)したいなー」という人ですね。

バイト頼みは今はなんとかなるけど、10年くらい経つと駄目そうなので、それまでに自分たちで稼げるようになりたいと思ってます。

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山奥ニート、空き家を借りる

同じ集落の空き家を借りました。

周りの草刈りをちゃんとするという条件で、家賃は無料にしてもらえました。

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この家は、随分前に持ち主の方が住まなくなって、その後は弟さんが別荘として使っていたようです。でもその弟さんも高齢になったので、このまま家を捨ておくならという感じだそうです。

典型的な日本家屋で、前住んでいた面川の家を思い出すあ。個室を確保できるのは3部屋くらいかなー。

離れもあるので、そっちにも1人住めるかも。

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無料で借してもらうんだけど、問題がいくつか。

まず、水道を少し直さなきゃいけないらしい。湧き水を水道にしているんだけど、その水を一旦貯めるタンクが割れてるとか。

そして何より、ネットが使えない。この地域ではケーブルテレビでインターネットしてるんだけど、新しくケーブルテレビを契約するのに11万円かかる。

電波はソフトバンクしかない。なんとかいい方法はないものか。

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隣に畑と駐車場があります。今は雑草に埋もれてるけど。

何より、共生舎から300mくらいの距離というのが良い。お風呂が使えるかわからないけど、歩いていける距離だったらたとえ使えなくても借りにこればいいだけだ。

ここは寝る場所専用にして、普段は共生舎の居間でネットするという生活スタイルでもいいかもしれない。

とりあえず今いる住人のヒロ君が中心になって開拓するそうなので、他にも住みたい人がいたら一緒に住めばいいんじゃないかな。

大人になることは、どうでもよくなること

僕は大人になることとは、「どうでもよくなること」だと思ってる。

子どもの頃はセーターのチクチクが我慢できなかった。嫌いなピーマンを口の中でじっくり味わってやっぱり苦いと吐き出した。絶対にジュウレンジャーじゃなきゃダメで、親が間違えて買ってきたダイレンジャーでは満足できなかった。

そうやってこだわっていた事は、大人になるにつれてだんだんどうでもよくなっていく。

成長すると食べ物の好き嫌いが少なくなるのは、舌の細胞が劣化するからという説があるらしい。それが本当かわからないけど、老いていくにつれて感覚は鈍くなって、我慢できることが多くなる。

熱すぎる銭湯の湯船に、爺さんは肌を真っ赤にして浸かっている。

 

それはみずみずしい感受性を失うことでもある。

高校生の時は好きな女の人ができたら、相手が自分の事好きなのかどうか気になって夜も眠れなかった。現在は女性に縁遠い生活だから確かめられないけど、たぶん今誰かを好きになってもそこまでじゃないだろう。

28歳からすると、くだらないことで悩む青春もそう悪くないものだったと思うけど、18歳の僕からしたら冗談じゃない!と思うだろうな。38歳から見たら、今の僕の日々は羨ましいだろうか。

 

「どうでもよくなる」ことの弊害として、男ならオヤジ化、女ならオバサン化が挙げられる。他人の目を気にしなくなって、人前で痰を吐いたり、屁をこいたりするようになる。

みっともないなと思うけど、ああなると生きやすいとも思う。40超えたら生きやすくなる、というのは何度も聞いた

 

何をもって人生の勝ち組負け組と言うのかはわからないけど、人生のゴールは死ぬことしかない。

人間は全員死ぬ。

僕はこのままだんだん感覚が衰えていって、どんどん「どうでもいいこと」が増えていって、死ぬ間際に「あーもう生きようが死のうがどっちもでいいなー」と思えたら、それが最高の死に方だと思ってる。

「どうでもよくなる」ことは死への準備だ。

だから鬱病は死ぬ。あれは強制的に「どうでもよくなる」病気だ。病気じゃない、健全な「どうでもよくなる」ことこそが成長だ。

人によってはその過程で、本当に大切なものとやらを見つけるのかもしれない。それが見つけられたら良い人生だとも言い切れないけど。

僕は今こんな生活をしているから、いつ死んでもおかしくない。

来るべき日のためにできるだけ早く「どうでもよい」ことを増やして、死に備えなくてはならない。

 

 

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そしてこれが、部屋が「どうでもよくなった」状態です。

 

 

 

よいお年を

「よいお年を」って言葉が好きだ。

挨拶自体はあんまり好きじゃなくて、起きて居間にいる住人に「おはよう」と言うのはなんだか照れくさくて嫌だ(やるけど)。

「よいお年を」は他の挨拶と違って、「年明けまではもう会いません」という意思が含まれてる。

いつもは別れるときに「それじゃ、また」みたいに、また会いましょうと社交辞令をするけど、年末だけはそれをしなくていい。会わないことを表明する挨拶は「よいお年を」だけだ。「さようなら」は寂しすぎて、小学生以来使ってない。

英語だと「Good luck」とか「Have a nice day」とか「良い○○を」という挨拶は多いけど、日本語だと他にない。

 

年末の感じは死ぬ間際に似てる気がする。死んだことないからわからないけど。

年末の大掃除は身辺整理だ。冬至の日の短さは世界の終わりだ。

ぼくが病気になったりして、もうすぐ死ぬと思うようになったとき、別れるときに言うべき言葉は「よいお年を」に限りなく近い何かだと思う。

「今世ではもう会わないけど、良い残りの人生を」、たぶんそんなことを言う。

「よいお年を」は「もう会わない」という寂しさを社交辞令でごまかさない。でも相手の息災を願う気持ちは本当だ。自分の不利益にならない程度には他人の幸せを願う、人間の感じが上手く表現された挨拶だ。

だからぼくは「よいお年を」というのが好き。なるべく早いほうが味わいがあって好き。その年で一番最初に「よいお年を」を聞くと嬉しくなる。でも今年はあんまり聞かなかったな。

2016年はいろいろ遊びに行って、あまり地に足ついてなかった。若いうちは増長もまた良し。後で黒歴史にならない程度に調子に乗って行こう。

 

それではみなさん。残り少ないけど、よいお年を。