山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

2013/12/15

なんとか無事帰ってきました。

金曜日に家を出てから6日間ふらふらしてたことになる。

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まずは名古屋の友達の家で忘年会。そこで掃除して鍋やってパシフィック・リムをみんなで観た。

僕の連絡の雑さで毎度迷惑をかけている。

そのせいで毎年集まる人数が減っていくんだろーか。あんまり考えたくない話だ。

次の日は一日カードゲーム、ヴァンガード

あんまり周りがガチじゃないせいなのか、今の自分の勝率はかなり良くて、リンクジョーカー以外に負けたことがない。もうちょっとクリティカルトリガー増やしたいなーと思っているけど古いカードなので売ってなくてストレージから探すしかないのかなー。

1ボックス買って、MTGのシールドドラフトみたいなことをやったのもなかなか楽しかった。パックをその場で開いて、そこからカードを1枚取って残りを隣の人に渡す。これを繰り返して25枚のデッキを作るというルールだ。パックの引き次第なんだけど、他の人のクランとかぶらないようにしたり、ヒールトリガーや完全ガードなどの強いカードを渡さないようにしたりとなかなか戦略性がある。ルールをもう少しちゃんと決めたら、それなりに競技性があるようになるかも。

たっぷり2日間遊んで解散した後も、なんとなく帰る気にならなかったので名古屋駅をうろうろ。そうしたら駅前のツタヤが深夜まで開いていて、寒さから逃れるために入ってみたら、インテリアとして沢木耕太郎の『深夜特急』のハードカバーが置いてあった。

僕はこの本を何度か読んでいて、その自省的な語り口や、旅で自分を失ってく感覚にとても共感する。

だけど一度も最後まで読んだことがない。家にも文庫本を持っているんだけど、いつも読んでいる途中に居ても立ってもいられなくなって飛び出してしまうのだ。

その日もトルコ~イタリアあたりの場面を読んだんだけど、ワクワクが止まらなくなって外に出た。

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流石に眠かったので、駅前で野宿することにした。テントはないけど寝袋は持ってきていたので、眠れそうなベンチを探す。

だけど名古屋駅前はホームレスが多いせいか、寝れないように対策がされていて、どのベンチも横になれないようになっていた。

なので僕は仕方なく地下街への入り口で寝ることにした。とっくにシャッターが降りていて誰も来ないし、風も避けられる。寝袋だけじゃ下から冷え込むから、バックパックを椅子にして座ったまましばらくうとうとした。

すると、深夜3時ごろ、階段を降りてくる足音で目を覚ました。

足音は女性のヒールの音で、僕の様子を慎重に伺うように少しずつ少しずつ近づいてくる。

公園で野宿した時に住民を驚かせてしまって以来、僕は明るいところで眠るようにしている。だから僕に気づいてないわけがない。

そのまま20分以上、僕は観察され続けた。起きるわけにもいかず、息を潜めたままゆっくりと薄目を開けてみた。

ホットパンツに黒いタイツ、上は長い毛のセーターで髪はボブカット。赤いフレームのメガネをかけていて、顔はマスクで見えない。手も毛糸の手袋をしていて、肌を出しているのは耳だけだ。

その女性は、僕が起きたことに気づいた様子もなく、近づいてくる。

そして僕の顔を覗きこんだ後、僕の膝をつついた。

これ以上寝た振りを続けるわけにもいかず、「どうしたんですか?」と寝ぼけたような声で話しかけてみた。

しかし女性は一言も答えないで、僕の隣に座る。

そして、そっともたれかかってきた。

ラッキー!

きっとこの人はさっき男にフラレてその寂しさを埋めたがってるんだ。こりゃもしかしたら美味しい思いができるかも…! 

そんな風に思ったのは、僕を慎重に観察してたから狂ってるわけじゃないと思ったし、服装もまともに見えたからだ。

僕は女性の腰に手を回して、何があったのか聞いてみた。

彼女は首をふるだけで黙ったまま。

最初のうちは涙声を聞かれたくないのかと思ったけど、それにしたってなんだかおかしい。肌が見える部分が耳しかないこともあって、本当に女性なのか疑わしく思えてきた。

こうなりゃ確かめてやる。

さりげない様子で僕はその女性(?)のおっぱいに手を伸ばした。

おっぱいは柔らかくって、掴みきれないくらいの大きさがある。詰め物には思えない。豊乳手術でもしてるんだろうか。向こうはされるがまま…いや、それどころかこっちの太ももを撫でてくる。

ええい! もう行くとこまで行ってやる!

僕は女性の股間に手を伸ばした。感触は・・・少なくとも硬いものはなかった。しかし結構モッコリしていて、非エレクト状態だったらありえなくもないようにも思える。うーんでもソッチの人だったらエレクトするよなぁ、この状況でしないならこんなことする意味ないだろうし。下も工事してるんだろーか…。

女性は僕のズボンのチャックを降ろし始めた。

しめた。このままフェラに持ってったらマスクを外すはずだ! 可愛かったらそのままGOだし、そうじゃなかったら正体見たり。

真冬の深夜の名古屋駅前で、僕の可愛いムスコが露わにされた。

女性は僕のをぐいっと剥いて、何度か指先でつついた。

そして両手を合わせて拝むように頭を下げたあと・・・そのままどこかに行ってしまった。

残されたのは、冬空の下名駅前で亀頭をぶらぶらされている僕だけ。

・・・。

僕だってこんな話、他の人から聞いたら信じなかっただろう!

でも本当なんだよ!!!

あれは一体なんだったのか。痴女だったのか、それとも妖怪だったのか。

まあタダでおっぱい触れたから儲けたのかな…。

僕は自分でムスコをしまって、すぐその場を離れて始発で静岡に向かうことにした。