山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

株とかFXってのは難しいらしい

株とかFXってのは難しいらしい。
僕は生まれてこの方ギャンブルってもんをやったことがないから、僕にはよくわからないけどどうもそうだと聞く。
よく言われるのが損切りができないって話だ。
今までつぎ込んだものをすっぱり捨てるってのはなかなかどうも。
止まっているものが動き始めるには大きなエネルギーがいるけど、動いてるものを止めるのも同じくらいエネルギーが要るんだ。
そうやって止まれないまま、酒をやめられなかったり、片思いを忘れられなかったり、つらい会社に居続けたりして、死んでいく。

考えてみれば、僕は自分で何かを決めたことなんてほとんどなくって、周りの意見や決まりに従ってる。僕は別に流されやすいってわけじゃない、多くの人がそうなんじゃないかな。
たとえば、ギャンブルだって、賢い人は「1万円負けたらやめよう」とか決めてからやるけど、それだって自分で作った決まりに従ってるだけでその時の自分の判断で決断するわけじゃない。まあ自分のルールを守れるのはそれはそれで偉いけど、でも、本当の意味で自分の意思で決定しているわけじゃない。多くの出来事は決めるときにいつだって情報不足で、あたりかはずれかなんてわかりゃしない。それをあらかじめ決めた法則に従うのか、それとも今あるだけの情報からの勘で決断するのかってことはまったく違うことだと思う。

あと最近思ったのは、「決める」ってことはそれだけで体力使うってこと。服を買うときに疲れるのは絶対このせいだ。スティーブ・ジョブズがいつも同じ服だったって話は有名だけど、それは決めることで無駄な体力を使わないようにしてたのかもしれないなー。
体力使う「決める」ってことを面倒臭がって後回しにすると、そのことが頭の片隅にいつも残ってそれはそれで体力削られるし、本当に厄介だ。
どうでもいいことに関しては自分ルールを決めておいて、大事なことだけ決めるってことができりゃいいんだけどなー。
でもその一方で、自分ルールに従うばっかだと頑固になるから、やっぱり他者の存在ってのは必要なんだよなぁ。

「なるようになる」と、「ひとりで山に篭りたい」への否定の話です。