実を言うと今、ぼくは山奥にいません。
『好きか嫌いか言う時間』の収録で東京まで行ったんだけど、そのまま帰るのは面白くない。
岐阜の大垣にいる友達に連絡したら、ちょうど引っ越しする直前らしく、手伝う人を探していた。少しの間泊めてもらって、引っ越しの手伝いをしたら帰るつもりだったんだけど、引っ越しが延期になってそのまま居候してます。代わりに晩ご飯を毎日作ってあげてる。広い家なので、けっこう快適だ。
意外と言っては失礼かもしれないけど、大垣はいいところだ。「水都」を名乗ってるだけあって、街中には水路が張り巡らされている。
その水路を、この船に乗って移動できたりするらしい。今の時期はやってない様子。どのみちニートには関係ないが。
この散歩道はポケモンGOトレーナーが数人いるのが当たり前。よっぽどいいポケモンが出るんだろうか。
でかい神社がたくさんあるのも良いところだ。
この春日神社には湧き水があって、いつ行ってもタンクに水を汲んでるおばさんかおじさんがいる。街を歩いて暑くて堪らない時は、この神社で少し休憩して、冷たい湧き水をいただく。山奥でもそうだけど、美味しい水がタダで飲めるのはすごいアドバンテージだ。
中心街には大垣城がある。お城にはまだ行ってないんだけど、近くに立派な芝生がある公園があって、高校生男子が鬼ごっこをしていた。公園の中にも大きな神社がある。
大垣にはあちこちに立派な神社があってすごい。
お金がないニートにとって、神社は無料で一息つける回復ポイントだ。
なにげない風に、雰囲気のあるものがある。
これは夜になるとちゃんと明かりが灯る。だいぶ蜘蛛の巣が張ってたけどね。
こんな感じに、人が住んでるんだかわからない古い家は堪らない。
色あせた感じと、ごちゃごちゃ感。
こういう散歩の楽しさは山奥にはないので、今のうちに楽しんでおきたい。
でも街中にいると、少し外に出ただけで500円、1000円とお金が飛んでいく。
ぼくの家では無料で川遊びしたり、野菜作ったりできるから、ある意味山奥のほうが選択肢が広いと言える。それに、お金を使うお店もないしね。
たまには街で暮らすのも楽しいけど、そろそろ飽きてきたし、ネットがいまいち安定しない(山奥のほうがずっと速い)のでもうすぐ帰ろうかな。