山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

イベントバーエデン名古屋へ行きました

イベントバーエデン名古屋へ行きました。

2日間ひたすら飲んで食べて寝るという狂気の世界でした。

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イベントバーエデン名古屋について説明します。

このお店は、東京にある本店のフランチャイズです。

名古屋駅から3駅くらいの、烏森という駅から徒歩1分、走れば30秒の高立地です。ちなみに烏森で「カスモリ」と読みます。僕らが住んでるゴミ地区といい、何かが引き寄せるのでしょうか。

ここでは日替わりでいろんな人が一日バーテンをやります。名古屋周辺に住んでる変な人はやってみたらいいと思います。僕もそのうちやるかもしれません。この前の東京エデンが大変すぎたのでやらないかもしれません。

オープンは今年4月1日。

3月に話が持ち上がって、4月にオープンするというスピード感です。

一階部分が店舗、二階三階がADHDギークハウスになっています。住人が下の店舗で働けば経済が回る仕組みになっています。住居と店舗が一体になっている形態はシャッター商店街で問題になったりしますが、それでもなくならないくらい強いシステムです。

家賃払えない人が現れるという、シェアハウスにつきまとう問題をひとつ潰せているのはいいなぁ。

また、コンビニが目の前にあるので買い出しが容易というのが強い。

コンビニで仕入れると割高に思えますが、倉庫を借りていると思えば安いもの。

最低限だけ仕入れて足りなくなったらコンビニで調達すれば、在庫をかかえて困ることはないし、いつでも商品が最高の状態に保たれていることになります。

街を家の一部として見る、というのはphaさんが著書に書いていましたが、それは店にも応用できるわけですね。

そういったメソッドは本家エデンのえらいてんちょう(eraitencho)によって作られたものですが、そこに名古屋エデンのないしま(@naishima)さんの細やかさが加わることで、名古屋エデンは一回り強くなっているように見えます。

僕は名古屋産まれ、名古屋育ちです。

名古屋は三大都市圏として東京、大阪に次ぐと言われますが、僕が名古屋を都会だと思ったことは一度もありません。

「名古屋は偉大なる地方都市である」というのは非常に上手く名古屋を言い表しています。

名古屋は人は多いし仕事もたくさんありますが、サブカルチャーに関しては福岡や金沢など他の都市にはっきりと劣ると感じます。

そんな名古屋に「変な人たちが集まる場所」ができたことは、十分に革命的な出来事です。

イベントバーエデンが面白いのは、店員と客の境目があいまいなところです。

日替わりでバーテンが変わるので、ある日は店員だけど、別の日は客というのが当たり前になります。店員より店に詳しい客がいるのはエデンでは普通のことです。

名古屋エデンで飲み疲れたら、上の階でごろ寝させてもらえるかもしれません。店舗と住居の境目があいまいになっていきます。

店に来て「ちょっとコンビニ行ってくる。何か買ってくるものある?」と言って一時退店する人がいます。どこまでが名古屋エデンなんだか境界があいまいです。

そうした境のあいまいさが、関東なのか関西なのかあいまいな名古屋に偶然にもよく合っているように思えます。

名古屋人に「名古屋って関東なの? 関西なの?」と聞くと、必ず少し不機嫌そうに「どっちでもない。名古屋は名古屋だ」と答えるでしょう。

同じようにイベントバーエデンがなんなのかは「エデンはエデンだ」と答えるのが一番正しい気がします。

こんなあいまいな場所がもっと増えていったらいいのにな。

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 写真提供:ジャネイロ氏 (@Mandorio0510) | Twitter

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