山奥ニートとイノシシ
宴会でたらふく酒を飲んだ次の日の朝。
村の人の声で目が覚めた。
何事かと思って起きたら、イノシシが獲れたから見に来ないかと言われた。
宴会で、「もし獲物が獲れたら手伝いに行きます」と言っていたのだ。
まさか言った次の日に獲れるとは。
↑ 猟犬とジョー君。
↑ 銃で仕留めた獲物は川に沈めてある。
↑ 銃弾は見事に頭に命中。うちの村の猟師さんは80代だけど現役。
↑ 猟師さんの解体道具はカッターナイフ。油ですぐ刃が駄目になるので、すぐに折って切れ味を取り戻せる。
↑ 血に集まってくる小魚。
↑ 体内から出てきた銃弾。
手伝うとは言ったものの、僕らはほとんど見ていることしかできず。
実際目の前で見ていると、そんなにグロさは感じない。だから写真たくさん撮ったけど、やっぱり画像にするとえぐかったのでほとんど没。
何もしてないけど、後ろ足2本と内蔵をいただいた。足そのままだったので、それを冷凍庫に入る大きさにするのがまた一苦労だったけど、そっちは写真撮る暇なかった。
でも内蔵はクセがあるというか、まあレバーなので一度にこんなにたくさん食べるのはこりごりだ。
肉は美味しいけど、薄く切らないとやっぱり顎が疲れる。
たまに油の塊があって、それを噛むとギッギッってなって面白い。イノシシは味が濃くてずっと噛んでいてもうまいままだ。
重さにして10kg以上はあるから、これでしばらく肉に困ることはなさそうだ。