山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

怖すぎた

ぼくは一人の少女と出会う。

10歳前後の子どもだ。

その子と仲良くなって、うちに一晩泊めることになる。

なんだかその子はヤクザ(?)に命を狙われているらしい。

朝になって、その子を心配しつつも別れた。

次の日、友達(5人ぐらい)がうちに泊まりに来た。

そして寝る前になって、ぼくは念のためにと思い、もしかしたら危険な目に会うかもしれないと言っておく。

しかしその話は笑い飛ばされた。

朝になる。

なんだか外が騒がしい。

カーテンを開けてみると、小学生ぐらいの子どもが10人ぐらいぼくの家の周りに集まっている。

全員ぼくの家の上のほうを見上げている。

ぼくは嫌な予感がしたので、窓を少しだけ開けて何があるのか聞くことにする。

朝の冷気が部屋の中に入ってくる。

子どもたちは元気に「のーみそ!」と答えた。

その瞬間、ああ部屋の上のベランダにのうみそぶちまけて誰かが死んでるんだと悟る。

めまいをさせつつ、自分の部屋を改めて見てみると、確かにいたはずの友達が誰もいない。

その代わり、友達が着ていたTシャツだけが寝ていた場所に落ちていた。

窓の外の子どもたちに目を戻すと、その中に知っている女の子を見つけた。

家同士が知り合いなのだ。おでこの広い女の子。

「みんなのこと、守らなくちゃだめでしょー!」ってぼくのことを叱ってくる。

確かにそうだでももう遅いって。

「うしろーっ!」

女の子が叫ぶ。

振り返ると、キッチンの奥に黄緑色のTシャツを着た友だちAの後姿があった。

その子に近づこうと思うが、腰が抜けてベッドに座り込んでしまう。

友達Aはぼくの死角に入る。

その途端に、友達Aの気配がなくなった。

「おーい」そっちのほうへ呼びかけてみる。

距離にしてたった3mほどなのに、絶望的に遠い。

「おーい!!」全開の声で呼んでみる。

すると玄関のドアの向こうから、かすれた女の声がした。

「うるさいね、そんな大きな声出さなくたって聞こえてるよ」

わざと変な声を出しているみたいだ。

でもそんな声とキャラに知り合いはいない。

さっき窓の外にいた子どもたちは大丈夫かと思って、見やるとおでこの女の子しかいない。

ぼくは焦る手で窓の鍵を開けて、その子を部屋の中にいれて抱きしめた。

外にいるより、中にいたほうが守れると思ったからだ。

で、この辺で夢から覚めた。

こんな怖い夢、初めて見た。

怖すぎてすぐには起きられなかった…

死体を自分では見れないところが怖い。

別にロリコンじゃないんだけどなぁ。