書籍化の初稿完成とM-1
山奥ニート本の初稿が来て、修正して提出した。
たぶんもう一回修正する機会があると思うけど、とりあえず完成したっぽい。
やりきった感じはあまりしないけど、今の自分にできる限界はこのくらいなんだろう。
自信を持って面白いと言える部分はいくつかあるので、まぁそんなに悪い本じゃない気がする。
ここ一年くらいはずっと本書かなきゃということが頭にあって、何をしたかあまり覚えてない。
解放された昨日は昼からずっとM-1をみんなで見てた。
「ぺこぱを応援している」と公言していたので、ぺこぱの出番が近づくにつれ自分まで緊張してきた。
ところが漫才が始まってみれば、涙が出るほど笑った。
ラグビー選手が「ゴー☆ジャスとぺこぱが好き」と言って、化粧した芸人が好きなんだといじられていたけど、この2組は人を馬鹿にせず笑いを取るところが共通していてそこが好きだと言いたかったんじゃないかな。
去年のM-1は「殺す」とか「ブス」とか強い言葉があってぎょっとしてしまった。別にけしからんやめろと言いたいわけじゃないけど、強い言葉を聞くとそれが気になって集中できなくなってしまう。
和牛が優勝できなかったのはそれが原因だったと思う。
今年はそれがまったくなかった。プロの芸人の適応力は凄い。
敗者復活戦から準決勝戦までの間に、2001年のM-1を見ていた。中川家、フットボールアワー、キングコング、おぎやはぎと豪華メンバーなんだけど、絶対に今の芸人のほうが面白いと思う。
あるいは、20年の間に僕らの価値観が変わってしまったんだろうか。