山奥ニートの日記

ニートを集めて山奥に住んでます。

ARuFaの音楽が好きだからベストアルバム考えた

earphonefuzzyclub.hatenablog.com

この記事を読んで、「そうそう! ARuFaさんの音楽いいよね!」と思ったので僕も便乗します。

彼、ふざけてるようでめちゃくちゃ真面目ですよね。

音楽に対してもものすごい手間をかけているのに、あまり言及されることがないので、僕の考えたARuFaベストアルバムを紹介します。

音楽は中学生の頃から作ってるそう(生まれて初めて制作した曲「ENJOI」)

何かの歯車が違ったら、ミュージシャンになっていたかもしれない。


1.ニツマルミュージック feat.初音ミク(2013)

まずは普段のイメージと近いこの曲

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2.マントヒヒしりとり(2016)

音MAD、チップチューン

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3.今日のことも(2012)

弾き語り風

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4.わたしの本音のフルコース feat.初音ミク(2010)

実はボカロもやってる

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5.秘密の衝動 feat.初音ミク(2013)

本気曲

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6.まよなかにおはよう feat.初音ミク(2010)

このPVすごすぎて、口が開いてしまう

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7.休日の歌(2016)

ラップ

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8.にんじん は にんげんじゃない(2010)

全部俺

youtu.be

 

9.『夏っぽい物の音だけ』で曲を作りました(2017)

2017年9月現在の最新作

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10.ハローストロボ(Coolrinpa! remix)(2012)

原曲はぽわぽわP。ぽわぽわPは2015年に亡くなられています。

www.youtube.com

 

 

以上僕セレクトの10曲。どうだったでしょうか。

とにかく多作他ジャンルで、同じ名前の別人なんじゃないかと思ってしまう。

ARuFaさんマジすげーよ。

このバイタリティは一体どこから来るのか。

僕が高校生でブログを始めた時、同じ高校生なのに大人気のブロガーがいるって知って驚いた。それがARuFaさんだった。でもARuFaさんに対しては凄すぎて嫉妬すらしないね。ただただ尊敬してます。

近況 9/19

例年通り、この季節は昼夜逆転する。何が原因なのかははっきりしないけど、毎年そうなのだ。

夕方5時ごろ起き始めて、お昼の12時に寝る生活。

最近はMagic Onlineを始めて、深夜はそれで遊んでる。pauper楽しいよ、カード1枚1円とかだから。

共生舎に食品加工場を作ろうという計画が持ち上がって、今週あたりから建て始めるようだ。

楽しみだなー。加工食品を売れるようになったらいろいろ可能性が広がる。

今の生活リズムのままだと、午前中に少し手伝ってから眠るという事になりそう。

まぁそれでもいいか。

カメラを向けられながら

テレビカメラに撮られながら、ブログを書いています。

取材は昨日から明日までらしい。

予定していたものが撮れなくなってしまって申し訳ない。代わりにテレビ映えするものをウンウン考えたが、思い浮かばなかった。悪いなぁと気に病んでいたら、テク君に「ありのままでいいんじゃないですか」と言われて、だいぶ気持ちが楽になった。確かに、別にテレビに合わせることなんかなかった。

取材疲れのせいか昨晩は22時ごろSkypeしながら寝落ちた。目が覚めたのは2時ごろ。ネットがいまいち安定せず、暇だから古い写真の整理をしていた。2014年の写真。懐かしい。山奥に住み始めたばかりの頃だ。写真はまだ何千枚とあって、気が遠くなる。

朝7時ごろもう一度入眠。起きたのは14時。ひどい生活リズムだ。

テレビの人に声をかけられ、寝ぼけた声で返事する。

ピエールとG君は離れに有線LANを引っ張って、そこからwifiを飛ばす実験をしていた。これが成功し、今日から自室でのネット環境は安定した。ツイキャスもできるだろう。あ、ニコニコ動画はプレミアム退会しました。ニコ生の仕様が変わって、設定しなおすのがめんどくさいから。あと、ニコニコライブエンコーダーに「アンケートに答えないと起動しないぞ」って言われて萎えた。

テレビのインタビューではいつも通り適当なことを言う。僕のインタビューは芝居がかっていて、使いにくいだろうなぁ。他の子のほうが素直でいい。

取材の人が今回は群像劇のように仕上げたいと言っていた。まさに、そうだ。

共生舎は群像劇だ。だから面白い。

山奥ニート、北へ(その5)ホヤを食べた

 

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2017年8月17日。

青森の一泊1900円のホテルをチェックアウトする。

僕は慣れないスーツを着ている。万が一にも遅刻するわけにはいかないから、待ち合わせの30分前から待っていた。

一台の車が停まる。

 

乗っているのは僕の両親の年齢くらいの男女と、20代の若い男の子。

 僕とこの人たちは他人だ。

でもこれから家族になる人たちだ。

 

 

飛行機で来た僕の両親と彼女に合流。

つづがなく結納とかいう儀式を済ませた後は、青森のいいところを車で案内してもらった。

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 それにしても、このホヤって食べ物はわけがわからない。

 世界を見ても、こんな不思議な食べ物ないと思う。

 外見は南国の果物、中身は蛍光オレンジ。

においはガソリンのようだと聞いていたんだけど、新鮮なためか無臭だった。ちょっと残念。

味は「海」としか表現できない。無理やり言葉にすると薄い塩味と苦味。

食感は柿の熟れてぐずぐずになった中心部分。

でも僕がホヤを変わった食べ物だと思う理由は、見た目でも味でも食感でもない。舌が騙される感覚があるんだ。

ミラクルフルーツを食べた後にレモンを食べると甘く感じるアレによく似てる。

ホヤを食べた後に水を飲むと、味の素を一気に舐めたような強烈な旨味が来る!

口の中の唾液にも反応して、どんどん旨味が旨味を呼んでいく。むせ返るくらいの旨味だ。

青森のスーパーではこれが1個100円ほどで売られていた。安い。

まぁここまで言っておきながら、この舌が騙される感覚は誰にも(これから僕の父と母になる人にも)共感されなかった。

いやー、2回食べて2回ともこの感覚味わったから、あると思うんだけどなー。

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明日Abemaに出ます

news-prime.abema.tv

インターネットで見れるテレビ、AbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』に明日出演します。

21:00~23:00の放送です。僕は21:30以降に出るそうです。

山奥に取材来てもらったのでそのVTRと、スタジオに行って少し話すみたいです。

banashi1.hatenablog.com

 この記事に書いたように、イライラしてた時に撮られたものなのでオンエアが憂鬱だ…。絶対叩かれるだろうなぁ。ほんと、いつもはあんなんじゃないんですよ…。

あと、せっかくテレビの経費で東京に行けるので、ついでにえらいてんちょうと会う事にしました。

えらいてんちょうはブログもツイッターも生き方もめちゃくちゃ面白いです。

えらいてんちょうの雑記

こんなのやってるんで、僕とえらいてんちょうに美味いもの食べさせたい人はお願いします。

polca.jp

山奥ニート、北へ(その4) 青森の一泊1900円のホテルに泊まる

青森駅前に着いたのは夕方ごろ。盛岡から弘前までバスに乗って、そこから電車で青森市へ。

8月なのに、Tシャツでは寒いくらいの気温だ。

まずはホテルにチェックインする。とんでもなく安いホテルを見つけたのだ。

ウィークリー翔|ウィークリー翔ホテルチトセ 料金・備品

一泊1900円というのはすごい。

部屋の中はこんな感じ。

部屋には髪の毛が何本か落ちていて、気にする人は気にするかもしれない。僕はこの値段なら全然OK。

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テーブルの上にはオーナーが趣味か、ビジネス本が置いてあった。

そして、原価がすべて公開されていた。面白い。

この部屋1900円なのに、原価で超えてるんだけど。他の部屋で元を取ってるんだろうか。

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ネットカフェと違って、ホテルのいいところは荷物を置いて外出できることだ。青森駅前をぶらつくことにした。

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海。寒かった。

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アスパム。格好いい。

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味の札幌 浅利味噌カレー牛乳ラーメン

びっくりするくらい美味しかった。

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前から、街路樹に桜じゃなくて食べられる木を植えたら、貧乏でも餓死しなくて済むのになぁと思っていたけど、青森の街路樹はりんごだった。青森でニートすれば、このりんごを食べて行きていけるかもしれない。

明日のために、早めに寝るべきだったけど、久しぶりにテレビを点けたせいでだらだらと起きてしまった。

結局1時くらいに寝た。

明日はいよいよ、この旅の目的を果たす。

山奥ニート、マジギレする

今日、産まれて初めて「マジギレ」してしまった。

僕に会った事がある人は、僕が怒るような性格じゃないことはよくわかると思う。

実際、腹を立てることなんて一年に一度くらいしかない上、それを相手に伝えることはほとんどない。すぐに忘れる。

僕も自分自身を怒らない人だと思っていた。怒ってる人を見ると、なんでそんなに真剣に怒れるんだろうと不思議に思っていた。

ところが今日、僕は人を怒鳴りつけ、物を当たらずにいられなかったんだ。

 

昨日の夜からなんとなく虫の居所が悪かった。理由はこれと言ってないんだけど、なんとなくカリカリしていて、Twitterで少し棘がある事を言ったり、住人のブログのおかしな所を突っ込んだりしていた。イライラの理由を強いて挙げれば、テレビの取材が思ったより急だったことくらいかな。でも別に不都合があるわけじゃないし、何の連絡もなく話が消えるよりマシだ。

今朝起きた時も機嫌が悪かった。いつも寝起きでボケている事はあれど、不機嫌になることなんてないのに。朝からテレビの取材で、愛想なく「おはようございます」と言った。キャンプ場のアルバイトの日だった。

今日の予定は、午前中にキャンプ場アルバイト、午後に地域のお祭り、夜に隣のお爺さんと一緒に借りてきた映画を見るつもりだ。テレビの取材の人にもそう伝えていた。

僕はあんまりキャンプ場に行ってなかったんだけど、今日は軽トラを運転する仕事があるから「どうしても」と言われて行くことにした。お祭りは午後からなので、午前中は仕事しても十分間に合う。僕は他の住人と「お祭り楽しみだね」という話題を何度かしていた。アルバイトが午前中で終わることはホワイトボードに書いてあったし、僕が今日行くことになった時もお祭りに行ける事を確認した。

バイト先へ出発する時に、お隣のお爺さんに会った。お祭りにお店を出すので、14時に車で送って欲しいと言われた。もちろんOK、今日は午前中で終わりだから一緒にお祭り行けますと答えた。

キャンプ場のアルバイトは僕とあと2人の住人で行った。2人とも割と最近来た子で、今いる中では一番若い子と二番目に若い子だった。

バイト先のキャンプ場に着いて、スタッフのおばちゃんに言われたのは「今日は15時くらいに終わるよ」だった。僕は驚いた! 午前に終わるって聞いたし、お弁当も持ってきてないですよ。そしたら住人の若い子が「え? みんなに言いましたけど」と言った。

言いましたよじゃねえよ!

僕は怒鳴ってしまった。

なんでホワイトボードに午後なしって書いてあったのに訂正しなかったの? おかしいと思わなかったの? みんなって誰だよ。僕はみんなの前で今日仕事行く事言ったよ。だから十中八九みんな今日午後ある事わかってないよ。お爺さんと話してた時、いたじゃん一緒に。なんでその時言わなかったの? 自分以外に興味ないの? 僕がお祭りの話してたの聞いてなかったの? 瞬時に言いたい事が山ほど出たけど、原因の追求は後回しだ。お隣のお爺さんは誰に代わりに送ってもらおうか。お祭り、楽しみにしてたのに。

気を取り直して善後策を考えないといけないのに頭が全然働かない。そもそも今日の仕事内容、軽トラの運転じゃないらしい。軽トラの運転手がどうしても必要だから、バイトに入ったのに。それもホワイトボードに書いてあったよね?

とりあえず勤務時間になったので、働く。軽トラの運転以外の仕事の勝手はまったくわからないのでいちいち指示を仰いだ。住人2人は若いからか、人に指示することになれてなくて手持ち無沙汰になることが多かった。そして、普段働いてないから、午後まで体力が持つ自信がない。

テレビの人が合間にインタビューしてくるけど、それにも八つ当たりしてしまう。「働くってなんですか」ってなんですか。どういう意味ですか。逆に聞きますけど、働くの定義を教えてください。人によって定義が違うことについて意見を求めるのって意味あるんですか?

お昼の休憩になった。とりあえず、代わりにお隣さんを送ってもらうよう、共生舎に電話。

体力温存のため、椅子の背もたれにもたれかかって座る。タオルを頭にかぶせて、目をつむる。どうしよう、午後僕だけ抜けて、共生舎戻って、お祭り行って、その後ここに戻ってきて2人を迎えに来るか? いや、それは流石に無駄が多すぎる。バイト先、共生舎、お祭りの場所まではそれぞれ30分かかる。それに3人のバイトを2人で回すのも大変だ。結局お祭り諦めるしかない。テレビの人にお祭りの様子を見せてあげられないのは残念だけど、それはまぁ仕方ない。頭が破裂しそう。抑えきれない。

バチーン!

僕は頭に乗せていたタオルを地面に叩きつけて、立ち上がっていた。

怒りに任せて叩きつけたので、タオルでも大きな音がして、周りにいた全員が振り返った。

僕はピョンピョン跳ねながら「ごめんなさいこんなの初めてで、でもどうにも怒りが抑えられないです」と言った。飛び跳ねたのはそれが一番怖くない動きだと思ったからだ。

バイト先のおばちゃんは、僕の肩に手を回してなでてくれた。僕は顔を伏せて「いやー、僕は怒らない人だと思ってましたけど、人って怒るんですね」と言った。おばちゃんは「そうだよ、世の中に理不尽なこといっぱいあるんだから、でもそのたびに取り乱してたら何も守れないよ」とやさしく言った。僕は少し涙が出て、タオルで顔を拭った。

それでも、それで気が晴れたわけじゃない。

午後のバイト内容は、キャンプ客の車の監視のようなもので、ほとんど僕がやることはなかった。

おばちゃんは僕を気遣ってくれて、バイトを14時までにしてくれた。

怒りは帰り道も収まらない。車内で会話はない。車の運転してもらってんだから、その間運転手が退屈しないように話しかけるべきじゃねえのとか、バイトなのにその服装どうなのとか、どうでもいいことにまで腹が立ってくる。クラクションを思いっきり鳴らしたくて堪らなくなった。

祭りには少し遅れて行くことができた。お肉もいっぱい食べれたし、ビールもいっぱい飲んだ。お隣さんと約束してた映画は行く気分にならかったのと、お酒を飲みすぎて眠ってしまった。代わりに他の住人が別の映画を見に行ったようだ。よかった。

結局、今日僕はいつもより楽な仕事でお金をもらい、お祭りに行って美味しいものを食べられ、お爺さんとの約束も守れたわけで何ひとつ失ってない。だけどこれを書いてる今でも頭に血が登ってくる。

僕だけバイト午前で帰ればよかったんだ。それで他の人に2人を迎えに行ってもらえばいい。それを提案されたけど、他の人の負担考えてそうしなかった。でも、僕がイライラする事よりはそっちのほうが全体の損は少なかったかもしれない。テレビの取材も続いていたけど、最後まで刺々しく接してしまった。いい人だったのに。

この怒りの原因は、僕が今日他の人のために動いた事だ。「こんなにしてやったのに!」と思っているからだ。自分のために動いてたら、腹は立たない。残念だってがっかりするだけだ。

ああ、それにしても

怒りに対象は要らないんだな。恨みには対象が必要だけど、恨んでる気持ちはない。ただ、ひたすら攻撃的な気分だ。誰でもいい、むしゃくしゃしてやってしまいそう。

こんな自分もあるんだ。知らない自分がまだあった。